FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

西洋音楽

サントリーホールでの名演からの帰途思ったこと 富の再配分と心の分かち合い

東京交響楽団定期演奏会。指揮は円熟のスダーン。コンマスはロシア出身。フランス系音楽のプログラム。 私は経済学をさらった経歴上、どうしてもお金のことばかりに目がいく好ましくない習性がある。 そうはいっても芸大桐朋留学組のオケメンバーたちが、割…

地獄に狂う日本人とほくそ笑む財閥系 あたりまえの音楽と日本の音楽

うまいとへた 近所で工事をしているので騒音がひどくてバイオリンの練習ができない。 それだけなら一過性なのでまだしも、雑談しながら仕事をしている内容が低劣すぎて非常に不愉快である。 日本人の特に土木系の人たちに共通している認識レベルというのが、…

音楽療法は公式化できない

日本で音楽療法に対する関心や期待が高まってもうずいぶん経つ。 議論の内容がある程度出揃ってきて、一考してみると公式化がとても難しいことに気が付いた。 なぜ欧米では公的な医療行為として実施できるのかという疑問もある。 東北大学未来科学技術共同研…

音楽成立要件

クラシックバイオリンやクラシック音楽が好きなので、音楽が成立する要件について考えてみた。 われわれ一般的日本人のクラシックファンの割合は極めて低い。しかし首都東京のクラシックコンサート売上・消費規模は欧米の首都にひけをとらない大市場なので、…

プロとアマの違い(発育期)

私は3歳からバイオリンを習わせてもらった。しかし、最初はどうだったかあまり覚えていない。先生のお宅に行ったら何か話しかけられたことをおぼろ気に憶えている。 周りに気が付くのは個人発表会や合奏発表会のときに、前の人と後の人が弾いているのを聴い…

モーツアルト ディベルティメントD

言わずと知れた超有名曲で、どこかで聞いたことくらいありそうな曲です。カルテットや弦楽合奏でよく教材になります。アイネクライネと並んでもはやポップス扱いかもしれません。 小中学校くらいでみなさん取り掛かる曲です。 ただ弾くだけでは上達しません…

浮浪者とはじめてのミューザ川崎シンフォニーホール

生まれてはじめてミューザ川崎シンフォニーホールに行った。関東へ来てようやく8年目でたどり着いた。 しかし2004年開館だから比較的まだ新しいホールだ。そして座席数1997席という中規模ホールはらせん状に客席がある。 JR川崎駅を西口に出るとすぐに…

音楽のどつぼ 何気にヤバい楽しみ方

ある素晴らしい曲があるとする。ある素晴らしいアーティストがいるとする。 しばらくハマるくらいの魅力を感じることがある。特に若い頃ハマることが多いようだ。 繰り返し同じ曲を聴いてニンマリする。 現代は録音技術があるから可能な楽しみ方だ。ふと考え…

日蓮の教えを科学する一考察

あるアメブロの記事を読んでいたら気がついたので、あえて記事にしておきたくなった。 よく日蓮正宗でホウボウ(謗法)といって、教えから禁じられた行為について話題になる。一時期まがい物の創価学会でもホウボウ払いといって、日蓮正宗以外の宗教関連の祭壇…

政府のかたよりと西洋音楽の取扱(わたしにとっての大人とは)

公共部門をひたすら民営化していればやがて行き詰まることは欧米で証明されてきたが、我が国においても種種困ったことになってきた。 JR東日本が値上げを検討するそうだ。以前原子力関連経費がかさんで電気料金が値上げを検討する事態になりそうなことに触れ…