FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

ハイフェッツ

ユーモレスク

この曲はピアノ曲をアレンジしたもので、バイオリンで弾くのはかなり難しい。 易しいアレンジのスズキメソッドのものは誰でもすぐ弾ける。 取り組んでみて厄介だがなんとかなりそうだったので、レッスンを受けた。 最初のうちは絶望的でどうにもならないのか…

擦弦楽器(バイオリン🎻ビオラチェロ)が人類の未来をミスリードしないために ガット弦のすすめ

弦楽器に張る弦は三種類の素材によって分類されることはよく知られている。年代順にガット、スチール、ナイロンと登場している。 バイオリンのガット弦は、ピラストロ社とトロ社製品が現在入手可能。ピラストロは四種類あるが、実用性ではオリーブとオイドク…

地獄に狂う日本人とほくそ笑む財閥系 あたりまえの音楽と日本の音楽

うまいとへた 近所で工事をしているので騒音がひどくてバイオリンの練習ができない。 それだけなら一過性なのでまだしも、雑談しながら仕事をしている内容が低劣すぎて非常に不愉快である。 日本人の特に土木系の人たちに共通している認識レベルというのが、…

ギトリス復活か 絶望的音楽業界に埋没する運命か

浅識をさらすのは、とても恐れ多いことだが、昨年暮れにお亡くなりになったイヴリー・ギトリスさんのインタビューに、本当の音楽やバイオリンあるいはヴィルトゥオーゾとは何かという探究者への答えがあるような気がしたので、引用させていただく。 YouTube…

よく似た感性の人は一定数存在している

中級の弾き手としていろんなバイオリンにまつわる記事を書いてきて、何がいいたいのかまとまりをつけたいのだけれども、トータル感性の問題を言葉にしているのだから、感性がよく似た人だけしか理解できないところがある。それより、これから判っていく人た…

知らないと損する高品質バイオリンの値段 音大生もしばしばだまされる仕組み

東京へ移住してからすぐに気が付いたことがある。 東京は千数百万人をすっぽり覆うドームの中にある。 日没後に、夜間、ド田舎の県道から福岡市の中心部を眺めると、まさに光のドームだったが、イメージがかぶる。 東京育ちの人からすると、福岡の人は異世界…

クラシックバイオリン本来の音 とある音楽観と

バイオリンなんてなにがいいんだろうというイメージがあってもそれはそれで正しい。 ふつうに聴覚を直撃して刺激する物理的に計測される音としての優秀さを追い求めるバイオリンとバイオリン弾きが無数に存在している。何気なくバイオリンの音のイメージを持…

音楽成立要件

クラシックバイオリンやクラシック音楽が好きなので、音楽が成立する要件について考えてみた。 われわれ一般的日本人のクラシックファンの割合は極めて低い。しかし首都東京のクラシックコンサート売上・消費規模は欧米の首都にひけをとらない大市場なので、…

バイオリンを弾いていてわかる老化と蘇生(中年版)

YouTubeである70代のバイオリニストがバイオリンを弾いているのを見つけた。70代にもなると個人差はあるが、老化が著しい人は、指がまめらずに音程がとれずビブラートが粗目になってしまい、多少聴きづらい。見つけた女性バイオリニストはもともと世界の舞台…