FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

日本外交上の方針転換は可能か? れいわの主張と政府の反目が日本人を分断する 長編(2927文字)

国会で大石議員が万国博覧会中止を訴えていた。その主張は非常にもっともであり、もうすでに万博を無理してやる国ではなく時期でもない。

それより気になったのはガザの住民死亡をアピールしすぎていて、G7から離脱しかねないほどの政府とは異なる逆偏向性を感じた。

ハマスのテロ軍事行動に端を発したガザ進軍(侵攻)と三万人を超える犠牲者について全面的にイスラエルが悪いという見方をしている。

大石議員たちは、ハマスの軍事攻撃より前にイスラエルが違法行為を行っていたのでハマスの軍事攻撃やテロは正当な行為だと言うつもりらしい。

れいわの山本代表がアメリカを敵視しすぎているから恐らく党是なのだろう。

日本は敗戦国であり、イスラエル建国に反対できる立場ではないドイツの同盟国であったことを忘却しているのか?まさか日独伊軍事同盟は自分たちの責任ではないからイスラエルアメリカを敵国として見るつもりなのか?敵国条項があるから五大国や連合国を敵国視してよいと考えるのか?

そういうのを無反省な逆恨みというのではないだろうか?

いや道徳の話ではなくて国益をもっと考えるべきではないか?

アメリカやイスラエルのために国益を損じている面を知らないわけではない。

特にイスラエルの中国への軍事技術移転については極めて深刻だし、アメリカが長年中国と蜜月だったことは今も安全保障上複雑で困難な問題を残している。

もっとも重要な国益は日本の実体経済・日本人の人権だ。

アラブの反イスラエルに与することは、世界中の安定的な経済交流を破壊する。

日本だけで鎖国してやっていけるわけではなく、先端半導体や資源エネルギー問題と食糧安保の問題などを解決してからならば、G7を離脱して日中同盟を結んでイランに戦闘機を販売するような無謀な自由も選択できるが、日本国民の約80%超はそんなことは望んでいない。

個人的なことなので質問しないが、れいわ新撰組ムスリム組織なのか?

まさかそんなことはないだろうが疑惑が生じるだけでなく、国際社会秩序の認知にゆがみがあるのか不一致点らしい。

日本人の生活を豊かにし平和外交を成功させるためには、G7との関係は良好に維持しなければならない。

おそらく原爆投下でキリスト教国に対する不信感が根強いし、黄色人種差別は今も変わらないので、隷属させられて損ばかりしているところを見すぎているのだと思う。

題に書いた通り、政府がアメリカに偏りすぎなのに対してれいわは軍事テロをやるアラブと中国に偏りすぎで、大半の国民はG7側を支持しているから、れいわは外交政策で支持が伸びないし山本総理大臣は難しいということになってしまう。

外交通商交易を絶って日本だけが繁栄する方向に進もうとするのは、国民が支持できない。カルトや独裁で日本国民を死滅させるためならば、G7やイスラエルと国交を絶てばよい。世界が一度に日本を見放す。

基地問題や制空権問題に環境問題など米国と交渉が必要な課題に取り組みます。

イスラエルの主権を尊重します」でよいのではないか?

ハマスがなにか日本人を助けることをすると思っているのか?

イスラム教徒は欧州人に対しても平和的ではないし融和的ではない。各地で衝突を繰り返す。

世界のイスラム教徒の大多数は日本商社を都合よく利用できればしめたもので、日本人だからと言って彼らがなにか尊重することはない。

パレスチナ人は内心日本人を敵だとみなしているが、それはイスラエルと外交関係があるからではないし、日本の主権を侵害して外交関係を途絶しろという言外の要求を呑むわけにはいかないだろう。そもそも彼らはエルサレムという世界の中心地にいて日本の主権を全否定するつもりなのだ。イスラエルアメリカがひどいから、ではパレスチナは日本を尊重するのか?

そんなありえないほうに賭ける外交は危険すぎる。彼らに貸し借りや恩義という概念は期待できない。

日本人の人権は世界中可能な限り広範なエリアで慎重に守られる必要がある。

実体経済と人権は表裏で、ハマス正当化テロ正当化は日本人の標的化である。

彼らがそもそも日本人を尊敬しないことを知らない能天気さがあるとすれば、ぜひ知っておくべきだ。

また、ロシアの虐殺行為の被害者が数百人でセンセーショナルに報じられたから、3万人越えは虐殺だと勢い込んでいる学者さんもおられる。虐殺は数の問題ではない。

しかしロシアとイスラエルは間違いなく別の国だ。虐殺ではない理由は後述。

世界の主導権をとれるほどの日本になっていない現状においては、主導権は大国間バランスにある。

主導権がアメリカだけにはなく、中国だけにもなく、G7とBRICSなどのバランスの上に成り立っている。

そのたゆみない均衡を見る眼鏡と関係維持が外交であろうから、政府外交もれいわ外交政策もどちらとも危険性がある。

しかし日本の繁栄を最優先にする際に、イスラエルとG7を除外するやり方は急進的すぎて賛成できない。

人権擁護を主張することと著しく矛盾する。

当然に右か左かアメリカかアラブかではない。

イスラエル国内のイスラム教徒はイスラエル建国後危険因子となってきたし、イスラエルの主権は尊重しなければならない。

好ましくない違法行為に関する可否はより重大な問題に従属して決定される。

日本国内で好ましくない違法不当な生活保護行政や精神保健福祉問題が膨大な数発生していることに対して、きちんと対応を改善できるかどうかについても国会で追及してほしい。

イスラエルは決して無差別にガザを攻撃していない。

もし真実無差別であれば少なくとも100万人は死亡しているだろう。ハマスに対する攻撃の影響による最小限だから虐殺ではない。

イスラエルと日本政府をいたずらに攻撃することで、日本国内の問題を見過ごすことは許されない。

万博の早期中止のためには、もっと大阪をはじめとして維新の被害にあい予算削減で無駄死にした人たちのことを訴え、能登半島地震の復興のための予算人員の必要性を訴え、万博の必要性実現性のなさ或いは有害性を訴えていくべきだ。

維新を府政から追放する日までは戦い続けてほしい。あんなめちゃくちゃな弁護士にでたらめな虐殺じみたことばかりさせてはならない。

さらにアメリカべったりの交渉放棄の政府に具体的折衝案を都度示してほしい。

軍事基地の立地は問題が大きすぎるものは移転するべきだが、完全になくすというのは大多数の国民が支持しない。

国内に防衛戦力がゼロになるのは日本の中国施政下への移行を意味しており、まったくの意味不明である。

憲法解釈だが戦力のうち攻撃力を問題にしているものと私は理解している。

警察権や司法権や行政権なども外国人を含む国民に対する戦力と言えなくもない。

軍事防衛も社会防衛も過剰防衛を防止する制度を整備するほうが大切なのは同じである。

国民の戦力になる議員政治家が求められている。

政治の適正化は今極めて困難で野党が頼りなく、れいわの外交安保政策が民心に不安を抱かせているならばとても残念でもったいないと思う。

パレスチナは日本の国益に反するから認めてはならない。

断じて仲良しのお友達感覚で認めてはならない。

無責任な偽善的反社的外交政治活動には賛同できない。