FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

不倫に寛容すぎる日本文化 プライベートと公職

数年前に路チューと騒がれた自民党議員がいたが、不倫も勲章と間違えている議員がいたり、今度はパパ活議員だったり、なぜか与党政治家としての仕事は期待されておらず数合わせ議員としてやりたい放題なのは国民全体が困る話だ。

神奈川県知事が不倫発覚後再当選していることからすると、有権者も含めてあまり問題意識はない。

衆議院補選で東京15区の候補に乙武氏が出たが、あるYouTube番組で過去の不倫騒動に言及されていて、現職の東京都知事が推薦する人物としてどうかと言われても仕方ない。ただ選挙期間中に昔の不祥事を言及するのはフェアなことではない。どちらかといえば公職在任中の黒岩知事のほうが問題だろう。公職は好色というあまりに不真面目な首長に見える。

おそらく不倫をしても公職の内容が極端に悪くなければ問題ないと考える日本人が多いので、次から次に報道されて注目を集めて水に流されるのだから、追及そのものも甘い。現場の記者の表情は厳しいが報じられる内容と投票行為はスウィートである。

自民党の裏金問題も同じように一時期騒いで派閥解散と言えば水に流されて終わる。来年あたりまた派閥が出来ているのだが、自民党の支持者はゼロにはならない。

しかし素面で客観的には、見るも無残な日本の政治と国民生活のありさま。

怒るとか呆れるとかを通り越している。

多くの青少年の苦悩と国の未来の暗黒さと悲劇を無視できるその神経で立候補しないでほしい。

ありえない。

フリーの一般人でも一事件なのに公務員信用失墜行為だ。地方公務員法第33条信用失墜行為の禁止と第35条職務に専念する義務に違反しているケースもあるが、議会は眠っている。

国会議員なら何をやっても許されるというのは投票者の質の問題がある。

性の乱れと比例しているのが選挙妨害で、民主主義の前提となる個人の人格形成と真っ向から反する暴力性がその共通項である。

国会で議論がまともになされないのは、数の暴力に振り切った場合である。

民主主義とは多数決以外の意見を排除するためのものだという珍論が急拡大している。

大人の都合しか考えない社会にSDGSは成立しない。