斜陽
曇り空の皇居付近
政経ネタは反響がないので、あまり書かないようにしてもいいのだが、何を間違ったが経済学部で労働経済学と社会学とあわせて学んだものだから、どうしても思考が政経に傾いて困っている。しかも宗教心理的なおそろしさを実体験で学んでから、なぜ今不景気なのかがよく理解できるので、少しは解説する機会をいただくことにする。
藤井聡氏や三橋貴明氏ら経済の専門家は、デフレ経済が問題であり、官邸の緊縮財政のやり方が問題であるという点で一致している。
しかしなぜ緊縮財政であり、その官邸のやり方なのかということを解説しないのである。
自民党は経団連が主君だから、緊縮財政では実はあまり儲からない。これは儲けたいだけの経団連として矛盾するのかと言えば、むしろ労働契約上の法改正で派遣労働と外国人労働者受け入れの立法をしているから、なんら問題がなくむしろ好都合である。
いったい誰がお客さんを貧乏にして喜ぶのか考えてみるとよい。
国民の給料が減って喜ぶのは企業だから、少子化がすすんで国全体のためにはならない。
さて、この日本人の破滅を喜ぶ人たちが実際に存在していることを御存知だろうか?
自民党が日本人の破滅を喜ぶ理由は年収440万円(税込)以下の貧乏人が選挙に行かずに死ねば日本が浄化されるというほぼ宗教的な理由である。安倍前総理や自民党がいう美しい日本とは富裕層だけで埋め尽くされ低賃金でタダ働きする人たちがたくさんいることを美しい日本であるという考え方であり、経団連とゆがんだ神道の考え方である。
もうひとつ忘れてはならないのが、公明党創価学会本部のいびつにゆがんだ考え方である。御存知のとおり公明党に票を入れてくれとか、創価学会やらないかとかいって勧誘してくるあの新興宗教である。彼らの考え方によると、創価学会は絶対に正しいのであるから、創価学会をやらないものは全員極刑に処し、自殺させることもいとわない。表立ってはまったくの善意を振りまいているが、本心は創価学会にあらざるものはみな人非人なりとかたく信じて疑わない連中なのである。特に本部はそうだ。
まずデフレ状況で消費が落ち込み続けて給料が実質下がり続けていて、そこに増税をし、さらにコロナが来た。公明党創価学会本部としてはやったと歓喜雀躍で小躍りするしかない。創価学会には昔経営者の集まりがあった。ひとを如何に安くめちゃくちゃに使うかである。
こういうことを意外に感じている人たちはお人よしである。表面的社交辞令に乗ってしまう能天気な馬鹿である。
日本人は経済の基礎的なこと、宗教の基礎的なところ、そして政治の基礎的なところを冷静に分析して考えてみなければならない。
自殺なんてしたくない。給料はじゅうぶんにもらいたい。十分に子供を育てて安心したい。仕事がきちんとしたい。社会貢献したい。買い物をふつうにしたい。食べたいものを食べたい。欲しいものをあきらめたくない。目標に向かって努力したい。
それが人間のふつうである。
しかし、創価学会をやらないものは死刑である。学会員が一般人を殺すと殺人罪になるので、自殺してくれというわけだ。
自民公明政権は問答無用に切り捨て御免である。
給付金はどこまでもしたくない。持続化給付金その他もとにかくケチりたい。
在日出身が多いから、日本滅亡は創価学会の悲願である。貧乏人の死滅は神社と財務省の熱望である。創価の恨みはらさでか。
日中友好で島をひとつずつ中国に進呈すれば、勲章を授与されるだろう。
創価学会の言うこと(勧誘)を聞かなかった日本人よ、ざまあみろ、首をくくって死んでくれ。ということである。
新興宗教とはそういう心理の集団なのである。
なんども確認しておくが、経団連もそうであるが、表面的にはそれらしいスローガンと善意を偽装することに長けている。
いち日本人として政権交代を願っている。