都構想否決の報道を見て、すぐには理解できなかったが、つまり創価学会員が学会本部公明党の方針に従わないケースが増えたという選挙結果だった。
約半数の大阪市民の会員が反対票を投じ、公明党の方針とは異なる意思表明をしたということである。まさか個人個人の投票内容を調査するわけにはいかないから、公明党としては打つ手があまりない。掛け声だけかけても皆が従わなくなった。
しかし今に始まったことではなく、東京選挙区で野原という沖縄の学会員が立候補した事件からその予兆ははっきりと見えていた。公明党山口代表と同じ選挙区で正々堂々と勝負を挑んだのである。結果は落選し、野原氏は除名になったそうだが、創価学会の本部、公明党のやり方に付和雷同しない人たちが増えた。
今の創価学会には自由に発言する空気がない。自由に発言すると調査され、除名になるからである。さらに創価学会は締め上げと弱体化の道を進んでいる。
最盛期には全国で800万票を集めた公明党も近年600万票台にまで落ち込んでいる。これからさらに集票力が落ちていくことが予想される。
そもそもご利益がなくなった宗教をいつまでも続けられるはずがない。御利益あっての宗教であり、お布施であり、投票だったのであるから、これから先はもう積極的に宗教を広めたり選挙活動をすることが無理なのである。
元をたどれば、日蓮正宗の大石寺信仰の御利益で創価学会は発展した。大石寺信仰といわれる歴史ある功徳あふれる宗教ならば、人に勧めることができるから発展するし、その数で公明党を立ち上げて発展してきたのである。
しかしすでに創価学会は日蓮正宗から破門された。三代目乗っ取り会長は無断で本尊を模刻し、除名処分を受けた。日蓮正宗ではありえない無断模刻なので、犯罪者より性質が悪いのである。除名は当然であろう。
そして池田がおそらく健康問題で引退し、その後学会本部がいったいどのように宗教法人を運営していくのか注目されたが、概略前述のように締め付けと弱体化となっている。
しかも宗教には本尊が一番大事であるが、創価学会には本尊がない。薬師如来とか阿弥陀如来とか釈迦仏像とか、なにか本尊があって成立するのが宗教であるが、創価学会には本尊がない。あると勘違いしているものは日蓮正宗の無断コピーでしかないのである。
そもそも日蓮正宗の教義を部分的に盗み取って、本尊はコピーして成立させてきたいかがわしい新興宗教なのであるから、破門されればそれまでである。
せっかくの平和思想や平等思想も日本を中国の属国にするためにしか使われなくなった。そうなると指導者もいないし、教えもパクリ、本尊は無断複製、日蓮正宗ならあった喜びもない。
創価学会員はうつ病が多いそうである。ガンの発症率も高い。自殺する人も多い。精神疾患で入院する方の割合も高いようだ。
日蓮正宗ならありえない心境としてのうつ病や自殺である。楽しくない宗教なんかやったって誰も嬉しくない。公明党が正しいことをやっているなら支援にも熱が入るかもしれないが、肝心の政治活動がめちゃくちゃなのに支援なんかできるはずもない。
御気の毒なことだが、池田についていった者の末路は哀れである。
日蓮正宗は、日蓮の教えを最優先し、歴代の御法主上人の教えを重視する。師匠は法主で問題ないのに、その御法主にケチをつけて、高度で深い内容の専門職をコケにして、池田を師匠にしてしまったその罪は重い。日蓮正宗では本尊をたいせつにするから無断複製なんてありえない。そんなセンセーというのは、実にとんでもない勘違い野郎なのである。
あわれ300万会員の行く末よ。
力の源であったはずのお題目を唱えると、発狂し、うつ病になり、ガンになり、離婚し、首になり、一家離散し、入院し、事故にあい、なんにもよいことがないことに気が付き始めたのである。数百万の宗教難民の誕生である。
ほんとうに力のある日蓮正宗の本尊は僧侶がセットになっていることに気が付かねばならない時が来ている。日蓮の教えの中に、新池御書というのが代表としてあげられる。最初だけ信心しているようですぐに僧侶を敬えなくなるから気を付けなさいと明示されている。僧侶をコケにした時点で、いわゆる信心の退転である。
池田の慢心毒舌にのせられた学会員が一日も早く僧侶のありがたさ大石寺のありがたさに気が付くようにと強く願っている。ただ唱えるだけの題目、いわゆる誦の題目の功徳はそれだけでは力にならない。
正しい宗教、正しい仏教は日蓮正宗以外にはないのである。
大本尊と法主の教え以外の些末枝葉にとらわれている学会員は妄見網中であり僧を敬えないのは不聞三宝名である。
池田帝国はもはや崩壊している。あとは時間の経過でその崩壊が目に見える形で出てくるだけの段階に入った。
いつまでも今のような悪政は続かないのではないだろうか。
これだけ多くの日本人が苦しんでいるのを肌身で感じる昨今、ようやく学会員たちが気付き始め、目覚め始め、そして創価帝国は音を立てて崩れ落ちはじめたのである。