FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

心機一転初志貫徹 バイオリン音階 改 真面目って………。???

音階教本を私の意志に反して棄てられてしまった。

前々から気が付いていたが、音階は日本人に向いていない。

同じ基礎練習をやるのに、日本人ほど無駄に真面目に練習する。

音階は耳を澄ます導入でしかない。

だから日によって好不調が変わる。

スッと入れば、指の形など勝手に出来ていく。

勿論、最初は左手の形を外さないように少しは学ぶが、あとは音階とエチュード曲の中でより効率的に左手は創られる。

真実、難しい曲を沢山弾けば音階が弾けるようになる。

あなたは、基礎と成果の順番が逆じゃないかと言うのは、ただそういう順番で習った(教えられた)だけのことで、音階がいらないとか基礎練習が不要とは思わない。

必要に迫られて早く基礎と音階に取り組むためには、難しい曲を弾けば良い。

逆にいくら基礎と音階ばかりやっていても、下手になる。

基礎と音階は、活き活きと曲を弾くためのものであり、活き活きと曲を弾きつつその日の導入部ストレッチでやるものだ。

なにかの宗教なら基礎だけでよいだろう。修道生活とか山寺にこもってなんの役にも立たなくても構わないとなるとそれはそれで自由だが、ただの野生動物。

話を戻して、柔軟性や機転のためには、音階を柔軟にやったり選曲に機転がいる。先生にも要る。

調と番号をかえ、番号のどこまでやり、弓遣いは何種類どこでどう選ぶか?

とにかく硬直するのが1番悪い。

コンサートの弾き初めはほとんどの奏者が硬くて(寒さでかじかんでいるだけでなく)難しい曲を思い切りよく弾くと、急に柔軟性官能性がアップする。

つまりこれを音階を通して3〜40分以内にアップ(柔軟体操)するのが音階だから、そこを毎日思い出して、取り組むことこそ音階のツボ。

難しいからどうではなくて、難しいから斬り込めという勇気と元気と希望の音階なのだ。

日本人の真面目さは、むしろ呪いと地獄と憂鬱の音階へと陥りやすい。

みんながバイオリンでハッピーになるように、さあ今日も心機一転初志貫徹。

なかなか。。。???