本命の楽器を預けているので、1年ほったらかしにしていた楽器で基礎練習だけやっておく。
こんなに良い音がするものだと驚きながら、自分の奏法や技術が向上していることを実感した。もしこれが弦をペーターインフェルドにしたならさらに主張して華やかさを上げることもできる。
弦楽合奏してオールドと合わせるならこちらの楽器が向いている。ピーとかギャーとかいう名器特有のソロの主張がないからだ。音は疲れにくい。
欠点は重さと響きかたの嗜好が個人的にあわないこと。値段相応な面もある。
シュラディーク
アップ弓四分音符=72、ダウン弓四分音符=144を各弦で。
カールフレッシュ♭長音階1234567891011番
ハイポジションの指使いを指定どおりに弾くと、親指は棹から完全に離れて指板の側面で支えることになる。指板の指使いはそこそこ難しいが、できれば技術として立派に使えるものだろう。
久しぶりに音階をひとつ通した。
平行調まで気楽にサラっとできる人は中上級になるだろうが、わたしは基礎的には初歩に近いほとんど初歩の中級入口が見えている弾き手だろう。
かなり弾けているようで、厳密にはバイオリンとして未完成なのだ。