苦瓜、ゴーヤをよく食料品店で見かけるが、習慣がないものは敬遠しておそらく数十年ぶり、人生2回目の試食に挑戦してみた。
沖縄独特の食文化かと思ったら、熱帯アジアや中国からの流入文化だそうで、少しがっかりした。
そもそもゴーヤという呼び名も中国語からのなまりらしい。
そういうところは日本文化と似ている、いわゆる琉球は周辺国である。
中国政府と積極的に外交する知恵は、日本政府に後塵を拝させるレベルであり、反乱や独立運動、中国化するわけでもなく、微妙な距離感を保つのは素晴らしい学ぶべきお手本だと言える。
何度か見たことのある調理師のユーチューバーの味噌ダレで炒めると、その調理師が言うほど食べやすいものではなくて、単純明快に苦いウリでしかなかった。
健康志向なら苦いのは効果が高いという満足で幸福の苦みなのだが、良薬口に苦しを楽しむ人たちが多いからこそ、どこにでもある食材になったのだろうが、それにしても苦い。特有のほのかな香りをもうすでに忘れかけているが、毎日のように食べ続けるとおそらく美味しくなるような印象だ。
沖縄というよりはアジア人が好むらしく、わたしはアジア人とはきっと合わないのだろう。
特に近年亜熱帯化してきた関東以西の比較的低地の平均気温上昇は著しく、湿度とあわせて非常に不快だが、南欧でも異常な高温、今やどこでもゴーヤ栽培ができそうだが、わたしは要らない。
自他ともに苦しみを強いることを好むアジアの変態趣味は要らない。
材料
油、味噌、酒、みりん、砂糖、唐辛子、ニンニク、豚肉、タマネギ、ゴーヤ。
2023年8月3日追記
ゴーヤは女性特有のがんに有効だそうなので、積極的に食べるとよいらしいが、男性からするととばっちり感がないわけではない。