法改正の理由がおかしい。
送還逃れという。
逃れという表現は、申請者が適切な送還を逃れている違法不当な行為主体だという意味を含むもので、難民に対する違法不当な取り扱いを明確に意図している証左である。
逃れているのは日本政府だ。
そして逃れることで損なう国益は第一に国際的信用である。
第二に人道的信用である。
第三に認定されなかった人間の人的医学的被害事実。
第四に法的不正解釈運用による日本人の精神的被害。
難民のために審査する努力を拒否し、それで国益を損なって損するのは難民ではなく日本人だ。
数字上難民申請数を仮に欧州並の率で認定するようにしてもかなり少ない。
書類審査を厳格にできる性質の申請ではない。
国際社会正義の規範にのっとって、まず申請者の生命と安全を第一にすることが人間としての常識だ。
自民公明政権がいかに非人道的な政治を推進しているかが、この法改正でも明らかだ。
先進国に税金で賄賂をして政府関係者だけが不当な権利と利益を確保する。
難民受け入れがあたかも国益に反するかのように吹聴することが彼らの仕事だ。
外国人への生活保護支給そのものは認められている。
領土内における生命保持は国の責任である。
それを理解できない彼らはカルト宗教経営と国家運営を混同しているのだ。
不正支給や虚偽申告にはどの国にあっても対応する必要があるが、全体観としてはまず認定支給を推めると間違いのない確実な政治行為と言える。
日本政府のやることは、あれもそれも人道的犯罪行為ばかりでまったく信用できない。
英米系法解釈に偏った考えも改めるべきだろう。