かつて隣家の子供の走り回る音があまりに大きく迷惑だなと思ったことがあり、それは住居内に居られないほどだった。
眠ることは絶対に不可能。
人によっては嫌がらせ手法としての愉快犯の場合もある。
それは、明らかに教育レベルや躾がないことも理由だが、もうひとつ決定的なのが古い集合住宅でしかも簡単なつくりだったことがある。
戸建てでも気密性や遮音性はまったく違うし、階下や隣との遮音性は数日は居なければわからない。
そうすると、建物を見る目が物件選びの第一ということになる。
表示されている工法はあてにしてはならない。
内見は雷雨の土砂降りの日やお祭りでもやっているような日がよい。
トラックがバンバン走る大通り沿いならまたわかりやすい。
日本のいい加減な建築物の氾濫は、騒音問題を難しいものにしている。
政治を変えることもまた騒音対策の有効手段だが、日本のエリート政治はいい加減な国民や業者のためにしか動かない。
ほんとうにきちんとした建築物かどうかよくよく確認したい。
そして適度に生活音を楽しく受け流せる人間形成やセルフコントロールを忘れないことだ。