FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

国債乱発か適正発行か?物価高はインフレのためか利益率確保のためか?これからの家計は?

洗脳教育で国債発行は悪いことにしてあり、それは発行余力を利権として持ちたい政府政治家の偽装や発破かけに過ぎない。

国の維持発展のためには、必要なアップデート予算が常に必要で、そのために予算を編成し、国債を発行することができる。

ただ無制限に発行するわけにはいかない。

貨幣がダブつくと、円安と同じことになり、全体的にインフレが起こる。

インフレは適正範囲内に統制する必要があって、そのために増税減税する。

つまり、うまく政府がやっていれば、国債を最適に発行して最適に予算編成していれば、国民はほとんど税金を払わなくて良くなる。

そういう夢のような旨い話は、私は信じない。

なぜなら、最適の条件が違う政府と政治家を信じられないからだ。

政府はまったく信じられないし、それは伊勢神宮を政府に持ち込んでいるからで、そこに諂う民主主義の敵である政治家を信じないのが常識的だからである。

まだ「欲しがりません勝つまでは!」などと言わせている日本の政治関係は信じられない。

国債発行は額だけの問題ではなく、軍事目的かインフラ目的か地方のための国債か災害支援か、様々な必要性からで、そこに価値観が反映されるから最適という言葉が万人受けしても実際はそうはならない。

物価高は今原因が大きく3つある。

円安誘導のアベノミクスからの輸入品価格高騰。企業利益率確保のための値上げ。労働力不足による供給力(生産力)減少によるコストプッシュ型値上げ。

これらを転換するのは容易ではない。

政府と日銀が一体となって円高誘導にまで動ける見込が見えない。株価や利益率に偏向した経営をもてはやす風潮が宮内庁財務省などの一部では根強く変化を嫌うこと。労働力不足を補う限度がはっきり見えてきたことと少子化対策のスカスカさ。

つまり霞が関と永田町と兜町あたりで構造的欠陥をプログラムしているだけなので、値上げは無軌道に続くことになる。

円高はかなりよくても135円〜なので、実はそれだけでは大多数の企業は値上げを止めない。要因はまだ2つあり、そこまでを解決する政権が生まれる予測は甘い期待にしかならない。

百歩譲って令和新選組が国会で100議席獲得するためには、いくらの政治資金がいるのか?

立憲民主党を押しのけてやるだけの資金力もマンパワーもなにもかも欠けていて、彼らを支援する国民は一定で頭打ちであり、残念ながら改革は不可能と言わざるを得ない。

令和の党首代表たちの皮が剥けるならば好転する余地が生まれるだけのこと。

悲観論ではなくて、ありのままに、知らない人達を救う義理はないと言っている政治家が、政権をとってまともな仕事はできない。

政治経済は知らない人達をいかにうまくまとめるかの力量が大きいのだから、山本太郎の最近の北海道関連の発言は自滅的な暴言だと思ったが、我慢偏執は彼にもあるからそこが彼の限界なのだなと見ている。

気の毒だが、財閥と天皇家と資産家だけのための国造りがますます加速する。

また地震は起きるし、次は原発事故があるだろうし、過疎地から地域経済崩壊が目立ち、医療福祉人材がいなくて制度も予算も無効化され、全国的にゴーストタウンが乱立していく。羽田空港が過密なままで次は別の形でも危険な状態が明らかになるだろう。

本当に値上げだけでも大変な状況だが、さらに大変なのは国全体の骨粗鬆症の進行ではないかと思うが皆さんはどう考えてどう行動するだろうか?

世界は日本固有の文化、食品、道具、建築、衛生、親切丁寧な態度などに価値を見出している。

観光客の観光収入という金銭より、価値観を今一度見直すことも良いのではないかと思う。