FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

バイオリンの左手の形をつくる5ポイント

いくつも記事を書いたが、5つにまとめてみた。

5つの条件を同時に満たしながら形を造る。

1親指は指板から飛び出ない。棹に垂直にまっすぐあてる。(難易度が上がったら時々指板から出る)仮に親指を離しても形が変わらない形をみつけるために以下。

2人差し指の付け根を棹に付けて常に離さない。(難易度が上がったら離れることがでてくる)

3人差し指から小指までを弦の真上に待機させる。1本の弦の上。手の形を変えずにそのまま指先を下ろせば正確な音程がとれる形をとる。

4 3の形を整えるために各指の第三関節を結ぶラインを指板と平行に近くする。小指の第三関節が指板より高くならないように。

5 指を弦にのせる時にどの指でも下の番号指も同時にのせて弦から離さない。(難易度が上がったらいずれか3本のせて1本だけ離して形をつくる)

この条件を常に全て満たしながらシュラデークの1番を弾きながら形を整える。

1番最初にバイオリンの左手を覚えるには、これが1番確実。

スズキメソッドのキラキラ星でも同じ5つのポイント条件を外さないでやればそれもよい。

同時に全部条件を満たすのは、いきなりできないと思うし、できてからその形を覚えるのはまあまあ気持ちも時間も必要なので、しかも油断すると形は崩れる。

難易度とはいえ、音階、音形によって手の形を変えずに角度を変えて親指や人差し指の付け根をずらすことはよくあるので、5ポイントを満たす基本型の確認はバイオリンを弾く限りいつまでも毎日やらなければならない。

毎日やることがたくさんあるが、そのうちの1つ、一丁目一番地。

 

補足

条件をすべて満たすと、左手の手のひらはすぼむ。手のひらが平なままでは、親指が斜めになって不完全な形になる。