FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

ハイポジションの親指について 再

拙記事2022-07-24
「今日のバイオリン練習と昨日のコンサートの感想」
では、7thポジションまで棹に親指をつけたまま弾けると書いた。
さらに試していくと、音階ではすでに7thポジションで親指は棹から離れるのが普通だとわかった。
つけたまま弾けるのは限定的。
手の大きさの問題というよりフィンガリングの問題だというのは以前書いたのと同じなのだが、私の課題は棹から親指が離れる時に、指板のサイドにスライドするべきを、油断するとバイオリン本体の側面にスライドしてしまうこと。
多くのオールドバイオリンでよくニスが剥げて色合いが変わっているのを見かける。
あのパターンはバイオリンを極めていない人或はその期間の痕跡であることが多いのではなかろうか。
サーカスみたいな巧さとはおさらばして、安定的な技術を身に付ける上で、様々な改良点があるうちの1つ。
こういうのは良い習慣化が必要で年数を要する。
各弦ごとに少しずつ違うこともあるし、確実に弾けるようにおぼえていきたい。
とりあえず意識することで、漠然と難しく感じていたところを易しく感じるようになる。
バイオリンのイロハはたくさんあるから一朝一夕には出来っこない。