FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

おカネが役にたたなくなる

人口減少、農林水産技術の衰退、衣料品素材加工縫製技術遺失、看護介護従事者の激減、医師薬剤師の質的低下、対面対話意志疎通能力の支障、、、数え上げるときりがないのは、日本の人々の質的低下、生産品の減少、生産技術衰退、サービス産業の持続性の不透明さ。
おカネでなんとかなる時期はそろそろ終わり。よほどの富豪はなんとかなるが、もう年収1000万円級が生活苦を感じている。
軍備拡張をうたい、少ない勤労者は自衛隊と警察と介護医療に割かれ、日本はなにも生産できない米中の植民地になる。
軍需産業関連だけが生き残る。
年収3000万円級から人間として子孫を遺す営みが可能であり、以下はようやく生存し、よほど子どもの元気があればなんとか孫の顔を見ることができる。
ついぞ日本には、奨学金制度ができなかった。
富豪の子孫が成績能力が低くても、奨学金制度さえなければ、よい階級のよい仕事たとえば医師や官僚に育てることができる。
財力で出世させたいので、奨学金制度はライバルを作ってしまう有害なものだという考え方が神道の考え方だ。
この神道流は、日本のレベルを低いままにとどめる。
民主化の基礎条件は、国民のレベルだから、みんな貧乏奴隷にしておかなければ、神道の富裕層による支配体制、すなわち国体が維持できないのである。
神道富裕層はわずか1%から2、3%で、彼らは実に何も生産しない。
税金や料金、家賃保険料などを徴収するだけ。
98%がまともに生活できなくなり、まともに教育できなくなり、まともに勤労できない状況が深まった時、日本国は崩壊する。
もうまともに野菜を作れる人々もいないし、すばらしい職人さんたちもいないし、きちんと手入れしてくれる各種整備士も足りないし、バスや電車の運転手さんもいない。
病院へ行こうにも、ミスばかりする面倒臭がりの医師が曜日限定で診察し、いざとなれば診療を断る。
荒廃した安いアメリカ中国の営業要員とすぐ故障する家電をべらぼうに高額に提供するようになった。
まともに食べられず、衣服は清潔なら選べず、病気になれば死亡する確率があがり、みんな低賃金労働の仕事しかない。
ごく少数のまっとうな専門家は経済はおカネではなく、人・モノ・サービスだと説明しているのだが、マスコミや公務員たちから経済はおカネだと洗脳されると、みなさんわからなくなる。
おカネは介在している数字に過ぎず、人間の営みこそが経済であり、人間がいなくなり、モノが生産されなくなり、サービスを提供することが難しくなると、おカネはただの紙くずになる。
人間の条件を無理矢理おカネにしている日本の政治がいかにおかしいのか、98%は自覚がない。
日本の自滅は、信仰対象がおカネだからこそ実現し、アメリカに基地を提供するために、わざわざ日本人を滅亡させる必要があったのかどうか、とても疑問だ。最高の性能のF22戦闘機は日本に販売せず、高額なF35を大量に提供する日米の不均衡と不信感を直視する必要がある。
そもそも日本人全員が努力して能力開発できる社会システムではないし、自公体制の現在は日本人を滅亡させるシフトになった。
ここまで神道富裕層が日本の将来を考えないにもかかわらず、日本人は対中強硬論やプーチン攻撃に安心しきっている。
底なしの馬鹿が日本を埋め尽くしている。
欧米が強く繁栄するのは、富裕層が賢いことと、市民が能力開発を当然だと知って努力するからだ。
国造りの基本構造がまったく違う。
これからはおカネがまったく役にたたなくなる。
ひたすら奨学金制度を拡充しなければならない。ひたすら政府支出で雇用を創出、エッセンシャルワーカーを育成しなければならない。
人・モノ・サービスの起点は人間であり、日本人全員を人間として取り扱うことでしか、日本は繁栄しない。
神主や財閥の一族のために、国民を奴隷化し続ける国の私物化私有化は、途上国のマフィア経営、軍事独裁中国共産党政治、人権侵害の常態化している北朝鮮体制と同類である。
日本人に産まれてきて、心底恥ずかしいのだが、人間の肌感覚がわかる方が一体どのくらいおられるのか、大変心細い辺土日本である。
つたないおぼつかない。
大半が狂人と知的ハンディのある国民性なのだ。