FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

可哀想なかわいい小動物たちのために

フロリダ州でウサギのブリーダーが捨てていったウサギが住宅地で大繁殖して100羽を超えたため、対応が必要だと市当局が殺処分を検討したところ、保護費約550万円を募って飼育する動きが出たそうだ。

それはそれで試みとしても素晴らしいが、そこでわたしは日本のウサギ島を思い起こす。

かなりの国で、気候条件がほどほどの島があったり自然に小動物が暮らせるエリアがあったりするのではないか?

いくらでもある島々からネコ島とか犬島とかを設定して、観光客がエサやり訪問できるようにすれば、小動物たちは殺処分しなくてもよくなるのではと思う。さすがに多くの犬種は危険なので犬島の観光地化は不可能だが、ある程度の犬種ごとに島を指定すればよい。

少なくとも気候の合わない地域で高額な保護費用をかける必要性を回避できる。

まずは一定期間飼い主さん募集で、その他はウサギなら検査して肉屋さんに卸して、それ以外は小動物のための島へ搬送してムダな殺処分を回避する。

人手と費用を最小化するためのガイドラインを公的に改善してもよいと思う。

もう21世紀にもなっているのだから、相変わらずの殺すとか可哀想とかいうレベルの行政慣行段階から人類全体として脱却してほしいと願うのはわたしだけなのだろうか。

弱い人間たちのほうに手間暇と予算をかけなければ、小動物たちが人間を食べることになっているのだから。

かわいい小動物だからといって、そのために人間を殺処分(貧困拡大)してもよいという国家経済構造には人道的倫理的な別の問題が深刻であると言わざるを得ない。