FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

丁寧にやるとたくさんの改善点 発表会直前4日までに3ヶ月やってきたこと

弦楽器(バイオリンチェロ)の発表会に参加するとなると、急に真剣になるもので、何気なく弾ける印象のものにも改善ポイントが出てくる出てくる。

まず録音して驚く。

雑なところが耳につく。

講師に聴いていただく。

弓の使い方やバリエーションを際立たせ意識させるべく御指摘御指南くださる。

鈴木鎮一先生の教え(教本記載)を思い出す。

11月頃から急にしまいこんでいたセヴシックのポジションエチュードをやりだす。第7ポジションを基準にしているオリジナルエチュードでは不足で、第9ポジションまでやればモーツァルトの5番1楽章は美しく弾ける。

同じ頃、急に講師からシュラデークの左手の型を完成に大きく近付ける指南が増える。(今までの半端さが意味不明)

不足していた音階練習の留意点を追加して御指摘いただく。

フレッシュ音階は毎日調を順番に変えて1から11から半分程度抽出して取り組んで24日で毎月一周。

あらゆる基礎の基礎を一からやり直すような日々が3ヶ月近くになる。

にわかづくり、つけやいば、取り繕いの域ですらあろう。

メトロノームは56・58・60あたりのゆっくり練習ばかり。弓の練習は80~120が多い。

いくら時間があっても足りないし、1日にできる時間は限られている。

世界の夏期学校では3週間とか6週間で合宿のようなものをやって実力をつけるそうだが、わたしはのんびりしたものだ。

いくらか改善できて喜んでいると、また次のポイントが出てくる。

際限がないほど次から次に練習することが出てくる。

いろいろな楽しみ、趣味を持っておくことが気分転換に大切だ。

心もapertoになるように最低限だけはクリアしておきたいと思うので、徹底的に詰めたいモーツァルト

左手の小指を痛めないように予め教えて下さった先生に感謝しながら取り組んでいたものの、お風呂で温めても左手の甲のあちこちが何度もビリッと痛む。腕の痛みはほぼなくなってホッとしていたのだが、甲は深刻。

あたりまえだが、基礎なんて3ヶ月程度では身に付かない。

救いは楽しんでいることで、楽曲の中の曖昧さ回避、表現の磨き、響き増量ましまし、聴く人が聴けば効果変化著しい。

弓の持ち方を変える予定があり、弓の使い方はモーツァルトでもかなり難しい。

変えると弾けるようになるボーイングがいくつもあると判って変えるので、楽しみでもある。

本番当日に手を壊して弾けないようなことがないように、練習量をセーブする必要がある。

心配や不安を消すために弾き過ぎるのは逆効果になる基礎習得段階なのだ。