ウクライナはゼレンスキーがロシアに喧嘩を吹っ掛けて見事に滅多打ちにあった。
ロシア人とウクライナ人とが混在するウクライナで、ロシア人たちを冷遇し司法行政を悪用して弾圧していたことは国際的に知られている。
政治的にロシアを敵視して煽り立てウクライナの自由と繁栄のためには軍備増強をと主張して低支持率末期だったゼレンスキーは支持を集めた。
ちょうど今の低支持率岸田日本政府がやっている対中国戦略と同じだ。
ロシアとしては、ロシア人が不当に拘束されたり処罰されたり、対ロシアの軍隊を増やし核兵器を含む長距離兵器開発の動きを察知すれば、放置するわけにもいかない。
ドイツでクーデター未遂があったら逮捕すればよいが、隣国政府の動きは一刻もはやく封殺する必要がでてくる。
そこに毎度のアメリカの支援があるものは、時間の問題となる。
開戦はゼレンスキーの舵取りに対する明確な正当防衛だとも解釈できる。
それが正しいかどうかではなく、その状況になればロシアはウクライナ進攻せざるをえなくなるということが重要なのだ。
日本政府が迎撃専守防衛であれば中国北朝鮮が日本を攻撃する可能性はほぼなかった。
岸田路線は中国北朝鮮を煽り立てている。
ロシアとも対決色を明確にした。
防衛力ではない攻撃力を強化するからには、中国ロシアは黙って見ていない。
とりあえず台湾は併合まであと少しのところで、政治的に対決を避ける情勢になりつつある。
台湾海峡の線引きではなく戦闘をさせたいアメリカの思惑と台湾の平和的併合の狭間で中国の思う壺。
そこまで日台が軍事強化する動きをすれば、どこかの時点で台湾南西諸島に攻撃をかけるしかない。
その時に、日本列島も攻撃対象になる。
アメリカ軍が撤退しない地域韓国日本からアメリカ軍を撤退させる一大イベントになる。
中国がやらざるを得ない状況を作らないようにすれば日本は平和を維持できるが、真逆の挑発ばかりやるのはゼレンスキーと同じだ。
あまり何年も呑気にしているとロシアみたいに切迫してくるから、できるだけはやく台湾から順番に叩きたくなる。
競争だ。
ゼレンスキーがよーいドンとやったように、岸田路線も銃をぶっぱなした。
あとはロシアのように中国がいつ攻撃するかの問題で、この記事では数年内かと書いた。
米中均衡で平和を期待するのは少し無理がある。
特に日本の急な軍拡は日本列島を中国の標的にすることを覚悟しなければならない。
安倍とアメリカが煽ってきた軍事緊張をさらに急迫させようとする自滅路線の岸田路線は極めて愚かで危険だ。
ゼレンスキーがロシア国内を攻撃していい気になって、核兵器使用の条件を整える愚をおかしているように、日本政府も大差なく自国民を犠牲にすることを予定している。