FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

ロシアには嬉しくない的中

f:id:FujiYama:20220404175118j:plainウクライナが徴兵を復活させて、NATO加盟を画策し、核兵器開発をすすめていることは、公然の公開情報だったので、ロシアは軍事進攻を急ぎ、その意図を挫く必要に迫られており、ウクライナの軍備増強は刻一刻の差し迫った危機だった。
NATOとまともに交戦する戦力がなく、かろうじてウクライナ全土を占領できるかどうか確証はなかったらしい。
3つのシナリオを考えて、全土掌握、東西分断、東部2州のどこまでいけるかと思っていたら、ロシアはウクライナと今もかなり昵懇で親密な仲良しだったと判明。
解せないが、実際に東部2州に狙いを定めて進攻開戦している。
東部2州のために首都とハリコフを攻撃してウクライナ軍を分断すれば、東部作戦がスムーズなのは当たり前だが、なぜかゼレンスキーと大統領府を攻撃していない。
交渉と合意の可能性がまずない。
ロシア側から見れば、政権を換えて統治させるのが一番だから、ゼレンスキーが存在する地域にミサイルなどで飽和攻撃すれば戦況はガラリと変わる。
なぜゼレンスキーを温存しているのかよくわからない。
一般市民の犠牲はウクライナ人がみずから望んだ死であり、なんの同情もできない。
ロシアはほんとうに東部をとるつもりがあるのか、あるいは一部をとるつもりがあるのか、よくわからない。
ただオデーサにも攻撃を開始しているから、長期戦を考えている。
ウクライナに対する侵略というのは、開戦直後は言えたが、実際のところはたんなる戦争だ。
双方ともに相手を殺すことしか考えていない。
ロシアの目的が合意による解決の形をとるための攻撃なのだなということは理解できるが、その割には殺戮とか破壊とかは手ぬるい。
市民虐殺と言ってもわずかな人数だし、ロシア兵の死傷者のほうがおそらく多い。
ゼレンスキーの言う信頼性のない中立化よりウクライナ非武装中立化のために、さらなる攻撃が必要になる。
ウクライナ人の幸福のためには、武装解除と東部クリミア譲渡が必要だ。
ウクライナ人の幸福をウクライナ人が決めるべきだという希望は、戦後の話でしかない。
オデーサもドニエプル川沿いも大都市も全部攻撃対象だから、ロシアが諦めそうな気配がみあたらない。
初志貫徹だろう。
ロシア軍が弱いというのは、アメリカのプロパガンダが混入している。武器商法のコマーシャルに感心している西側のボケ具合もかなりのものだ。
ウクライナ人が飢え狂った獰猛な野獣として、ロシア兵を斬殺しているのは確かだ。
大国の兵とか軍事というのはアメリカや中国でも変わらず、どこかおおらかでのんびりしたものがある。
いずれにせよ、ウクライナが望んだ戦争であり、いくら同情を誘っても戦争には賛成できない。もともとがロシアをけしかけたのはウクライナだ。
東部クリミアを献呈して武装解除すれば誰も死なずに済むが、政権にしがみつくゼレンスキーのために、どんどん市民が犠牲になるしかないようだ。
政権を間違えたことを悟るのは、焼け出された人たち、家族を失った人たち、殺された人たち、先入観なく遠くから見ている人たちくらいだろうか。
ロシアとうまくやっていけない、直接対決では犠牲が大きいのは当たり前すぎる。
寒いから冷静だというわけではなく、アタマが熱いウクライナ人はいったいいつになれば悟るのだろうか?
人命を尊重できないウクライナ政権とウクライナ人は血の気が多いだけの大馬鹿なのではなかろうかと錯覚する。
錯覚ではないという見方もできるし、人命の重さが違うということだろう。
ウクライナ人の命はたいした重さではない。
もし生命を大切にするのならば、ウクライナ人の命が重いのであれば、即刻武装解除あるのみであるからだ。
命を軽んじるウクライナ人のその心は、とてもまともなものではない。
結果、東部クリミアくらいしかとれないというロシアの読みの正確さもまたたいしたものである。
ふつうならドニエプルまではとるつもりがあるのではないかと、中立緩衝地帯はそのくらいなければあまり意味がないだろうと思うが。