地図がよく報道されているが、ロシア軍はハリコフとキエフ、クリミアと2共和国を結ぶラインという要衝になるところだけを狙っているようだ。
全土に軍を展開すれば相当犠牲が出るし、ウクライナ人を多く殺害しなければならない。
政権を潰して全土を統治するのが一番効率的だが、まだそういう段階には至っていない。
全面紛争にはまだ至らずポイントだけ攻撃している。
ウクライナのほうがむしろ全面紛争を望んでいる。
中立の緩衝国として平和に貢献する道もあったのだが、わざわざロシアの喉元に刃を突き立てるような真似を続け、徹底抗戦を叫ぶ。
ウクライナ軍やウクライナの発表はまったくあてにならない。
しかし義勇兵二万というのはあなどれない。
戦闘は激化する。
せっかくウクライナ人をなるべく殺さずに進攻をしているロシアを煽り立てるゼレンスキー大統領はまったくどうかしている。
これから欧米が武器を届けても焼け石に水で、犠牲者が増えるだけだ。
ロシア軍は横綱相撲をとっている。
まだほとんど損害はない。
火力も兵力も余裕で残っている。
補給線は余裕の近距離である。
市街戦の犠牲を嫌って破壊力の大きな兵器を投入する危険性はある。
ウクライナはしばらくもうまともに経済活動できない。
ロシアを追い詰めたゼレンスキーとアメリカの共同作戦で、ロシアが開戦した面が強い。
経済制裁をいくらやっても大国ロシアは中国とも通じて自給自足できる。極限ではロシア単立で鎖国すれば済む。
次は中国を追い詰めて、紛争の仲裁をと参戦を煽り立てて、いよいよ第三次世界大戦の幕開けが迫る。
ゼレンスキーはアメリカの軍事援助なしには戦闘できなかった。NATOをあてにしていたのだ。
台湾への援助も同じだから、台湾紛争が発生する危険性もアメリカが煽ってのこと。
ポーランドから戦闘機というのも元はアメリカの策で、いざ提供となるとアメリカは白々しく知らなかったと発言。
台湾製の生活必需品がしばらく日本などに入らなくなると大きな影響が出る。医薬品、食料品、自転車、衣類など世界で支援しなければならなくなる。インドとの紛争が再燃すればまさに世界大戦だ。
世界の指導者たちは、忍耐強い心よりも支持率と政権維持のための戦争戦略パフォーマンスが派手な演出になるという点で一致した。
刺激的で生々しい戦争ほど大衆の娯楽媚薬になるものはない。
退屈しのぎとストレス発散になり、実写の映画を鑑賞できるので、大量殺戮に支持は高まる。
それは神々を信ずる人類が大半だから、人間の本性そのものである。
人類が人間の日常に潜む残虐性を克服するための日蓮正宗という仏教を誹謗して無視していると、国連は戦争遂行のための合意を得る場になる。
平和維持のためとは表向きであり、実際はずっと長いこと財閥の搾取丸儲けのための国連軍に成り下がっていた。
戦争を合議で実施するために国連が機能した。
しかし見落としてはならない。
平和のうちに領土拡張と軍拡がずっと続いてきた結果の衝突であることを。
戦争を予定している国連は、財閥ぼろ儲けのあとの犠牲者をカモに聖人ぶるハイエナのような役割だ。
戦争を止める具体的行動はできない。
アメリカが全面紛争に持ち込んだ以上、ロシアはとことんやるのではないか?
NATOはアメリカの策略に同調し始めたのだから、ウクライナが戦火に燃え盛り、ヨーロッパに核兵器使用の危険性が高まっていることは間違いない。核兵器は効率的合理的兵器だ。未使用なのは慎重であるからに過ぎない。
それはそのままアジアのわれわれの危機になり、せっかくの現状維持の試みと努力は水泡に帰する。
台湾のイタリアオールドバイオリンとストラディバリウスたちが破壊されることがないよう、台湾の人たちの生活営みが少なくとも軍事的に平和であるように願う。
中国は戦争しなくても余裕で存続するが、ロシアとウクライナが避けられない衝突をするに至ったことが、人類の不運でありめぐり合わせなのか、いや私はそうは見ていないが。
台湾紛争への参加は日中友好条約破棄を実現するが、日本領も戦火に包まれる可能性があり、安保の出番が近いのかもしれない。どさくさ紛れに天安門のように内政問題に武力を投入するまでは予想されている。
バイデン大統領がゼレンスキーや台湾にけしかける程度で世界大戦を実際にやりたがるとは予想していなかったが、ユダヤのもとの結束で中ロを包囲していく大枠は想定内であり、プーチン大統領もまた対抗せざるを得ない。ロシア中国から見ても、今回の大戦への流れは想定内であり、そうでなければ軍拡はなくゼレンスキーのような弱小軍があれだけ大口をたたくはずがない。
どこでどう中小国に核兵器を使用するか?
それもひとつの落としどころ。
コロナの死亡者数を考えるとあまり歓迎はできないが、広島長崎は今回は難を逃れるだろうが東京もそれほど安全な気がしない。
戦争が正義にすりかわる技術が政治だ。
人類はなにも学ばなかったし、これから学んでいく人たちもいない。
愚かな人類がどうなっても誰も救うことはない。難民支援の段階ではもう遅いのだ。
末法思想が昔からあるが、救いは日蓮正宗にしかない。
学ばなければ戦争や搾取略奪犯罪しかなく、平和維持は現実に不可能だ。
商売人は値上げだけしたい。
給料は払いたくない。
法律上死刑が合法な国はまだ多い。
たったそれだけでも気がつきそうなのだが、選んだ政治の犠牲は大衆である。
大衆が戦争を選んだのだ。
戦争は自由であり、合法であり、民主的合意によるものになっている。
平和の希求は少数意見であり実現しない。
立正安国論は戦争の原因、政治的な問題発生の原因を説明しているが、採用されていないため、これからも不幸な人類は大量発生する。自由と民主主義のもとの不幸が無数にあったことを気にしない健康と戦争の健全性という狂気が確かに宗教(ユダヤキリスト等神々)からくるものだと覚知できる人は少ない。
ウクライナだけで済む保証がないし、長丁場は大衆に過酷なので、日蓮正宗を人に勧めている。