ニュースを見ていて、街角で、近所で、いつも危険な自転車の運転を見掛ける。
ニュースなどすでに事故のあと。
この間、見通しゼロの交差点で一時停止していると、おおまわりして追い越して左折していった二十歳くらいのお嬢さんがいた。ちなみに完全停止していない状態のわたしを追い越した。
率直に危ない。
優先道路の自動車を見ていないし、スピードを落としていないから、もし自動車が来ていたら確実に事故が起きている。
そんな自転車がそこかしこに走っていて、やはり自家用車を運転したり、運転が必要な仕事をしたりすることは、敬遠したい。
自己責任がない状況でも責任が発生するのが、道路交通がらみで、そのために神経をすり減らすのは、わたしには負荷が大きすぎる。
昨日は近所で、おばさんがただならぬ声で「ごめんなさーい」と繰り返し絶叫しているのが聞こえてきて、しばらくして通りがかると警察官が事故後の処理をしていた。
いつも急な下り坂を猛スピードで下っている奥様方はいつか必ず事故を起こすだろうと思っていたが、事故防止の表示なんて誰ひとり見ていない猛スピードが常態化している。
そんな危ない自転車ばかりを見ていて、わたしはたいそう安全運転をしているつもりである、
都内ナンバーはまだマシな心構えのドライバーが一定はいるが、ゆとりのない危なっかしいドライバーも一定いるし、そもそも自転車同士ですら危ない。
ミサイルや凶悪犯罪と並ぶ危険極まりない公道の現状に、地域で講義したり、学校で啓発したりする必要を感じる。
せっかくの春の気持ちよさ心地よさは、一瞬で消え去る。
暖かくなったがよく注意して安全運転に気を引き締めたい。
