最近よくニュースでミャンマー国軍の市民虐殺事件が報道されており、国際社会の注目を集めている。
国軍はアメリカやイギリスが市民に対する暴虐はやめろと言ってもまったく聞こうとしない。いったいなぜそんな無茶ができるのかといえば、ミャンマー国軍のバックには中国共産党がついているのだそうだ。まるで北朝鮮がもうひとつできたような話である。
これにはもはやウンザリである。
とうとうアメリカ国内では、アジア太平洋地域に空母機動部隊をもうひとつ新設するように検討が始まったそうである。
中国を中心とした暴虐の軍政の国々が、アジアの政情不安をつくり、市民社会に対してめちゃくちゃな虐殺までやる始末である。
ひとつの機動部隊だけでは到底追いつかない。
香港問題やウイグルの人権問題は、決して他人事ではなく、同じ地球市民としてとてもおぞましい状況であるが、それがたんなる中国国内の問題では済まないところが重要だ。
コロナ問題がなにやらうやむやにされそうな情勢である。中国の研究所に対する査察が徹底的なものにはならなかった。
台湾海峡の軍事的緊張、南シナ海での中国軍の拠点づくり、尖閣諸島問題、北朝鮮の核開発、ミャンマーの軍政による虐殺、中国国内の人道問題、香港の市民活動に対する不当な制限と、ここまでくるともはやアジアはデタラメである。
その諸悪の根源が中国共産党であると断定できる。ずいぶん昔の天安門事件というのがわかりやすい学生デモに対する軍事力による弾圧だったが、最近思い出した。最近は天安門の市民弾圧が各地で起こっているのだ。
日本のメディアは中国に批判的なことは報道しない。むしろ中国に忖度していることばかりである。
日中友好条約は一刻もはやく破棄すべきである。
もう去年になるが、通商条約に変更するようにブログ記事を書いたが、ミャンマーの一件で今はなお一層その意見は明確になった。
自由と民主主義という国際社会の鉄則を中国に思い知らせてやらなければ、これ以上独裁軍事国家ばかりが増えると、まさにホロコースト、大量虐殺の繰り返しと隠蔽という闇の人類史が記され続けることになる。
やはりバイデン大統領でなければここまで明確な態度はとれない。
大統領は軍の派遣配備だけでなく最近台湾に外交使節を正式に派遣した。
気を付けねばならないことは、ほんとうは日本という国が独裁国家になりつつあることだ。
日米同盟を堅持することと別に、日本も民主化していかなければならない。
日中友好なんて寝とぼけたことを言っている限り、日本の民主化は絶対に不可能である。強権による国民抑圧という軍事政権並みの独裁国家になっている日本に対しての改善方法を考えなければならない。国民がアメリカのカモにされないようにしつつ日米同盟を堅持する必要がある。日米同盟イコール自由と民主主義になっていないことが要点であろう。
アメリカは日本の主権を侵害しているわけではないが、中国とのパイプによって日本人のための政治は完全に損なわれている。昔は謙虚さがあった自民党が近年おかしくなった。安保で日本上空の制空権に制限があることは別段日本人の生活に悪影響はない。地位協定の改善は政治が取組むべき問題である。地位協定に問題があるからといって決して中国共産党の傘下になってはならない。日本人もウイグル人のように人体実験に使われる日が来るのはそう遠い未来ではないし、すでに日本人労働者が中国共産党系企業に安く買いたたかれているという事象が多発しているのだ。
自公政権は中国系の政権であるがゆえに国民の基本的人権や主権が守られなくなり、違憲状態が多発したままになっている。日米同盟にケチをつける前に憲法をきちんと守らなければならない。
心あるスポーツ選手には北京オリンピックはぜひボイコットしてほしい。心ある日本人には野党に投票してほしい。
もはや今の政権政党に選挙制度を含めた改善を期待することはありえない。
日中友好だけは絶対にありえない。