ガザの死亡者数を繰り返して報道して、イスラエル側とパレスチナ側を対比していることが多い。しかも三万人を超える死者は大変な数でやりすぎだという。
結局はイスラエルはホロコーストという悪名を頂戴せず、三万人余りの犠牲者を出してそれ以上は10万人規模までしかやらないのではないか?
ハマスをせん滅することが最優先で、平和のためにはそこまでは誰も非難しようがない。
日本でオウム真理教がテロをやったら解散させるしかなかったが、そんな中途半端な反社集団ではなくて完全武装集団組織である。
その掃討作戦の途上で逃げ遅れた人や逃げる手段がない人が犠牲になる。
オウムを放置して犠牲者が増えたより以上に、放置だけはできない。
ガザのパレスチナ人はハマスを許容し間接的に育成してきたのだから巻き添えを食っても仕方がない。
ガザ攻撃というよりはハマス攻撃だからこそ犠牲者3万人台で現在までおさまっている。
従ってイスラエルはかなり控えめに慎重に攻撃していると言える。
そもそもハマスは一般民間人が犠牲になることを予想しながら盾に使ってテロをやっている。
イスラエルが報復あるいは制裁はたまたせん滅作戦をやるのは、毎度のことだから、そもそも結果重大性からはパレスチナ側で予めテロを抑制しなければならない。
パレスチナ側がテロを抑制できなかったことが主因でガザ地区に軍が入っているのだから、やりすぎかという程度問題でいえば、そうでもない。
地球では一年間に6000万人が亡くなるそうであり、そのうちの3万人だからわずか0.05%しか亡くなっていない。
140万人亡くなってもわずか2.3%である。
第二次世界大戦の犠牲者数は5000万~8000万人と言われる。
UNRWAがあるから問題ない。
イスラエルが悪いというのは、この件については難しい。
共存などできるはずがないテロ組織と融和の道を模索しようなどという愚挙は誰にもすすめられない。
穏健で清潔なパレスチナ人を選別して融和や共生のシステムを構築できるとよいと思う。
残念ながら少なくとも私は今までそんな良きパレスチナ人と会ったことがない。
もちろんすべての生命を尊重しながらの対応を支持するが、大規模テロ、イスラエル市街への軍事攻撃の直後であることを忘れてはならない。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
何度繰り返してもわからない、何度イスラエル軍にやられてもわからない、その学習能力の低さは愚かしさである。
ただ現世俗物主義で食べるだけの文化に偏向するとそういうテロ組織と共存して犠牲になる段階にとどまる。
憂慮すべき日本の一般的文化に染まった人たちもよくよく考えるべき類似の文化である。
悪い政治に無関心不干渉で不感症だ。
テロやカルトを放置して大事に至る。
かつ困窮状態や難民状態のパレスチナ人やイスラム教徒を支援しているのはUNRWAだけではない。
客観的にイスラエル軍の作戦目標はどこまでもテロ組織せん滅である。
安易に同情するだけでは平和は達成できない。