FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

バイオリンレッスン覚書5thfeb2024

1ビブラート2跳弓3音価

レッスンでは端的に教わるから、それをトータルに理解するようにつとめる必要があるので、自分の理解内容を覚書にしておく。

1ビブラート

腕からかける、手首からかける、指からかける。それぞれできると良いが、兎にも角にも身体(少なくとも上半身全体)が硬くならないようにすることが、バリエーションを自由に使う条件。理想のビブラートを自然にその箇所その箇所で出す。音色とビブラートの関係。軟硬を出す箇所で指先の当て方だけでも変わるが、ビブラートバリエーションでも変わる。幅、速さ、幅と速さの変化率、フレーズのつなぎ方をかけ方で、などのバリエーションがある。ポジションが離れている1音にたっぷりビブラートをかける場合、下降移動の場合の音程は取りづらい。ビブラートの幅の上端が正確な音程になるようにし、通常音の入りは低めから。

2跳弓

様々な跳弓の中で1番使うオーソドックスなものが案外難しい。カーボン弓は基本硬いので、跳ねる場所が違う。(いくらかやわらかいMARQUISEでもやや中央より)軽快に跳ねる、噛ませて跳ねる、強弱をつけて跳ねるためには何がコツなのか確認して覚えるべし。跳弓に限らず、いずれにしても弓の毛は平らに載せる習慣が賢明で応用がきく。斜めに載せて豊かな音色を出せる楽器はそうそうないし、技術力もそういう楽器特有になりがち。軽快さや弱い音(pp)も平らに載せると調節しやすい。毛一本で弾くのはいつでも簡単にできてしまうが、平らにガシガシに載せるのは習慣習得が必要。例えば弓先でスフォルツァンドをあっさりさらりと弾けるように。

音価

何度も指摘されてきたが、符点音符や強弱によるものがよく指摘されるところ。音を減衰させれば短く聞こえるか実際どう聴いても短い。当然に符点音符でもその音価分全部弾く箇所だけとは限らない。最初から休符を入れておいて欲しいが、こちらからは言えない。長さを曖昧にしてはいけない箇所に留意。

 

ようやく密のある有意義なレッスンらしく感じられるが、実際に弾けるレベルで覚えるのはかなり大変だけれど面白い。

バイオリン特有のE線の表現については、やや絶望的ないくつもの表現がある。ひ弱な表現ばかりで繊細とは言えない。表現力が乏しいと言う。E線のさらにより正しい音程と弓の正しい載せ方(最適な角度)を覚えたい。

現在ノビシロありすぎ。