FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

国会で善い政策が実現しない理由(1000記事目達成)

中年くらいの人たちは言論問題というのを聞いたことがある。

公明党が国会で議論のためにややキツい表現をとって、謝罪撤回の方向で解決したとされる歴史的事実だ。

今や公明党は議論する政党ではなく自民党の御用聞き舎弟子分にしか見えない。

れいわ新選組議員が憲法審査会で詐欺という表現をとって議論を試みたが、刑法上の詐欺という指摘を不適切だと注意された。

これも、国会で議論できない慣習慣例の具体例だ。

議論で詐欺だというのは、性質や譬え表現法としての話だから、誰しも刑法犯だとは認識しない。

刑事司法の専門委員会なら混同を避けて別の表現をとるだろう。イカサマとか故意に錯誤させたとか、様々な表現法がある。

いずれにしても非難に値するからこその指摘であり、日本の言論問題は議論を妨害するための違憲違法性のある国会における言論統制

つまり、かねてより国会運営には重大な問題がある。

自公民の3政党はまったく問題意識がない。

むしろ新規参入政党を潰せるし、黙らせて子分格にしてイジメてやるのには好都合な慣習慣例だ。

先日、大学院生の岩本菜々氏が討論番組でとても常識的な指摘をしていて感心した。

れいわ新選組のたがや議員も穏健に鋭い指摘をする素晴らしい議員だ。

しかし政治を常にヤワな交渉でできるのか?

ありえない。

議論を戦わせ、利害関係を激突させ、時には牛歩や実力行使する必要がある。

歴史的に乱暴や乱闘騒ぎなんていくらでもあって、かつては珍しいことではなかった。

死期を悟った高齢者が大人しく息を引き取るように物分り良くおとなしく財産を出してくれる。

今の日本人はそんな搾乳ヤギや何も言えず殺されるヒツジみたいな国民になった。

屠殺されたいと希望している日本人は自公民維に投票して静かにこの世を去るように願う。

心ある人間を巻き添えにしないでほしい。

よい政策を掲げることは猿でもプラカードで可能だ。

旧民主党もチラシでは素晴らしい政策がめじろおしだった。

官僚の圧力と詭弁ですべてチャラ。

実現しない。

なにが実現の妨げか?

国民のための議員を増やすことと、議会運営を根本的に改善する必要がある。

国会は政府の下部組織ではない。

三権分立を適切に実現するためには、腐敗しきった議員たちの入れ換えが必須である。

不適切で著しく合理性を欠く日本の国会は改革が必要だが、ボケたヒツジや猿やヤギにはそんなことよくわからない。

少しくらい考えればわかることをわからないというのは、妄見網中だということだ。

京大の藤井先生の口癖、「ありのまま」物事の道理を見て予測して判断する大人目線を磨いたほうがよい。