分析会社JDパワーによると、アメリカの2023年に入っての新車販売台数に占めるマニュアル車の割合は1.7%となり、22年の1.2%、21年の0.9%から上昇したという。
若者に人気が出てきているそうだ。
自動車もそうだが、自転車もギアの選択が運転の楽しみのメインな人たちは多い。
ギアがせっかくある自転車でギアチェンジしないまま或いは活かせないまま運転している人たちはかなり損をしている。
第一にギアの消耗が偏る。
第二に登り坂でギアとチェーンとバッテリー(電動又は心臓)に負荷がかかって余分にはやく消耗する。
第三に適切な安全速度にほとんどならない。
ギアがない自転車は仕方ないが、ギアチェンジを面倒がっては良いことはない。
オートマチックの自動車も概して燃費もメンテナンスも高額になりがち。
走りたい速度によって自らギアを選ぶ。
加速をスムーズに楽しむ。
年中衣替えばかりしているのは多忙だが、選べるほうが楽しくてバリエーション豊かだ。
わたしは24速のギアのうち、実際は11速しか使っていない。
まだ高齢者でもなく脚力が残っているので軽すぎるギアを使わないからだ。
11速でもまだギアを多く(軽いギアを)使えと言われるくらいで、よくあるタイプの3速〜7速くらいならぜひともフル活用して快適に自転車も自動車も使ってほしい。
製造する人は、わざわざ手間をかけてギアを取り付けて、整備にもいちいち手間がかかっている優れものだからでもある。
修理して新しくなったギアで軽いギアも使って走ってみたら、修理の人に言われた意味がわかった。
かなりハイパワーにチェーンに無理をさせていた。軽いギアを活用して14速くらい使えるようにはなるようだ。
とはいえ見通しの悪い下り坂のスピードの出し過ぎには気を付けなければいけない。
はじめて通る道は見通しがわからないから危険だ。
せっかくのサイクリングを台無しにしないように、自分とみなさんの意識的安全運転が大切だと思っている。