パリ放送フィルで今月ストがあったそうで、用意周到に成功した。
昔、日本フィルでもストはあって、楽団分裂もあって、最近は聞かない。
しかし、利己的という批判はありえない。
業務妨害も成立しない。
運営側と奏者の一部(代表者)がきちんと対話意思疎通するかどうかという労使関係の問題だ。
運営側がすべて一方的に決定し、問答無用に従えというのは、階級差別社会の名残、猿のしっぽの尾てい骨。
ストは当然奏者組合の全員一致である必要はなく、手続きがとれる代表的な交渉役周辺でも十分だ。
おそらく迷惑だという空気すらないだろう。
日本人なら新日本フィルを結成したから、日本人なら迷惑だという主張が未開の国と一致して成立するということだ。
クラシック音楽家ですら、日本ではスト権を理解できていない。
日本人はまず人間として声を上げるべきなのだ。
首を絞めるだけのくだらないお追従文化、へつらいには虫酸が走る。
きっとカルトのセンセイのために貢ぎたいのだろう。
いまだに天皇陛下万歳といって玉砕する人もいるのだ。
日本人の真面目は狂気でしかない。