和歌山の犯罪をやった若者の主張を理解できない。
参議院議員の年齢制限に問題はない。
供託金は低額にする余地はあるが、地方議員からはじめるとか、他の経験を積むとか、いろんな道があるから、やはりよくわからない。
おそらく本人も自覚していない原因が別にある。
政治に関心があるのは良いことだし、既成のものを変革する気概も、本来は高く評価したいのだが、短気は損気くらいわからなければ成人として難しい。
合法、合理的な短気ならよいのだが、その判断能力がないので、もしかすると成人式ができなかったのか、その実質がなく、実際上爆発物では目的を遂げていないし、意見の表明という内容として年齢制限は取り上げづらい。
おそらく幸福追求の手段がわからない、判断がつかないのではないか。
弁護士の私選も物議を醸しているが、弁護士も冷たい。
おそらく日本人が冷たいので、きちんと思慮ある行動を選べなかったのだろう。
そういう意味合いでは可哀想な人に感じる。
政治に不満がない人はおそらく誰一人いない。
どこかで融通しあっているが、現代の就労可働年齢層はもはや融通が難しい。
若さだけを頼りに特攻機に乗れと言われても、不満のレベルがかなり切迫急迫して感じられ、暴発する傾向が生まれているのではないか?
個人個人がいたわりあいねぎらいあい、助け合えるような人間関係が大切だ。
そういうものと対立する政府や学校・家庭・地域教育が原因の根にある。
そこから犯人が暴発した原因、動機、直接的きっかけが発生しているはずだ。
気が付いていないだけで、防衛省は破壊行為してもよいのだから、テロも暴発も正義だという教育が普通にある。