包囲網をさまざまに作る欧米西側陣営。
半導体もかなりピリピリムード。
遅きに失する感はあるが、それより実効性が疑わしい。
中国は14ヵ国、ロシアは16ヵ国と国境を接する。
やればできる?密輸は楽勝で、どの国にも売国奴は後をたたない。
格好良く言えば、エージェントのタスク。
段ボール一箱にかなりのチップが入る。
中国が武器をロシアに融通しないのではない。
ロシアは自前で増産するからほぼ必要ない。
どこぞの物乞い外交より美しく自律的なのは皮肉なことだ。
グレーのインドもまた世界秩序と交流の複雑さをもたらしている。
国境を接していない大国との交流も依然残る。
むしろ台湾はもはや窮地である。
風前の灯という譬喩そのもの。
広く元気なウクライナですら手痛い状況。
生命は儚い。
どこも本音は大国間紛争に巻き込まれたくない。
半導体や先端技術を封鎖するのは当たり前だが、衝突回避の知恵も欲しい。
敬意と説得をもって停戦を永続させるべく連帯できないものか?
軍需政府ばかりでは人類は退化する。
悪役に仕立て上げられて喜ぶ人はいない。
そろそろ単細胞な構図を卒業して人類の未来を築く時代をリードする指導者が出てもよい。
大国大統領クラス、そのあたりの会談で対立関係を超えられるかどうか?
地球連邦政府の視点であれ悪役集中攻撃一辺倒では進化にならない。
敵意と憎しみで相手を排除するのは、説得や忍耐の努力を放棄することだ。
暴発させるだけで無責任極まりない。
徹底して人道的討議を重ねていく大国間外交であってほしい。