FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

プーチンの大国運営 お金がすべての経済制裁ブーメラン

f:id:FujiYama:20220402125422j:plain西側が一方的にロシアに制裁している報道ばかりで、逆もあるよと一月前に記事に書いた。
やはりプーチンは多くの手を打った。
ロシア敵視と制裁主義が明確になって、ロシアは独自の人道的大国運営をしている。
彼が孤立せずに大国として主権を行使する根拠がロシア正教会の独自性にあることもすでに書いた。
ロシアを説得できる事実がないために、ロシアは我が道を往く。
ロシアからのハイテク部品輸出禁止、ロシア国内の西側資産接収、天然ガスの支払い通貨による禁輸、中国インドとの関係強化などすべて予想できたことで、西側の損失は途方もない。
西側の庶民の生活は苦しくなり、その責任と原因はNATO拡大にあるが、彼らは無責任である。
東西のバランスをアタマで考えることや私利私欲の抑制ができなかった西側が招いた軍事進攻と経済的損失をかぶるのは困窮している一般庶民である。
成長路線の落とし穴、自由主義の欠点は欲望の餓鬼道で軍事衝突を正当化する愚かしさである。
プーチン政権は適切な国家経営にシフトして、欲に飢え狂った自由主義をあわれと見下して成功するであろう。
世界中が自由と民主主義を採用している中で、正教会の精神による適度な管理統制の国家運営を残しているに過ぎない。
政治の闇なんてロシアや中国だけの話ではなく、西側の地獄谷もまた広大な阿鼻叫喚であり、一方的な善悪の決め付けは、世界のバランスを崩し、圧力は少数派を暴発させるだけである。
赤組と白組とか、善悪とか、正邪とかいうイエスかノーかという低次元なポピュラリズムに流される愚かな人間たちに、女子どもや障がい者高齢者は守れない。
人類というのはあまりに情けない。
経済、人間の生活はお金ではなく、もの人サービスが基本だ。
軍事支援も経済制裁も破壊損失ブーメランに終わる。
お金さえあればうまくいくなどという、ありえない犬猫以下の人類になってはいけない。
西側は今一度人間に立ち返り、自由の統制ができる宗教的精神を見直すべき時だ。