FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

酪農家応援に経産牛を食べてみる 邪なココロ

多少なり安価(100g168円)だけど十分に美味しい牛肉だった。

隣接区の肉工場加工。

去年11月に補助金1頭最大20万円と。

生乳も脱脂粉乳も過剰生産で乳牛が要らない。

そうか処女ばかりを今まで食べていたのかと自らの行いに胸奥から恐懼する。

奥さんでも乳母でも食べていかなければ厳しい状況。

同じ生き物だから、せめて幸せに食べて差し上げる。

滅多に食べない牛肉だが、生産調整がらみはまだ罪が軽いだろう。

数年前ポーランドの冷凍牛肉は更に安価だったが今は仕入れがない。

100グラム100円前後の牛肉が欲しいのだが、最近はみかけない。最安で軒並み230円超え。

北欧産のサバが数か月前から中国産表示になり、値段が5割ほど上がった。

同じサバの同じパッケージだから同じ海で獲ったもので、漁業会社を中国が買収したのだろう。サバやいわしやサンマの缶詰も軒並み5割ほど値上げ。

国内農林水産業への助成補助金が本当に正しいのかどうかは別にして、応援になる。

農林水産省の官僚の記事を読んだが、わたしの推察は正しかった。(酪農家は不純な政治活動に専念するべきではない)

応援というのは、金銭的な応援ではなくてまずは大切に育ててきた乳牛を無駄にせず食べることである。

われわれの家計にとっての安価な牛肉の価値というのも、一面でしかない。

そもそも人間の都合で乳を多量に絞ったり殺したりするのだから、酪農家への応援は別のところにあることがわかる。

酪農家はずっと前からかなり儲かっているから、生乳の値上げなんてまったく必要ない。

わずか数年間利益率が低下したからといって、無理な経営や浪費型家計で廃業する事業者がいるだけのことで、全体としてはなんら問題ない。

オツムの弱い知識人気取りが値上げやむなし、酪農家を救済しようというアホなキャンペーンをやっているが、底なし沼に税金を投入するわ値上げはするわで、これは電気代の値上げと同じように青天井である。

酪農家への応援は、競争力ある農場運営のモデルづくりに沿うような助言、支援の内容である。

せっかくの広大な北海道で競争力を落とすような補助金の数々を見直したり廃止したりして、本来の現在のニーズをピンポイントで検討して即座に提供するシステムを具体的に構築リードするべき立場の人たちが職務怠慢で、酪農家も国民も税収もすべてがマイナスになる流れが根強い。

5年ごと10年ごとに具体的な方針と計画を打ち出せないままズルズルともっとカネくれ苦しいという情けない有様は情けないと明言することもまた酪農家、各業界利益団体への応援だと思う。

中国の養豚マンションが絶景だったが、同じ生き物。

健康で文化的な余生を送らせ、愛のある繁殖で生産されるように望む。

屠殺方法にも配慮が必要で、そのへんの無神経さは怠惰でもあり、日本人は生き物に冷酷すぎるところが客観的に指摘されている。

補助金ばかりあてにする心も怠惰そのものだし、苦しんでいるのは動物も人間も同じなのだから、欧州の長閑な楽しい農林水産事業で低コストに安定供給のほうへシフトして人間も動物も幸せにするべく改善するとよい。

Shift the future.(希望を)

君を幸せにしたいんだ。(切なげに)

そう言える政治家は不思議と誰もいないし、そう思うことすらないような、あたまのおかしい病害虫には理解力と行動力がないのだろう。