🇫🇷
ステルス値上げが流行してずいぶんになる。
もうひとつ地雷値上げが流行してきた。
国民生活を落とすことを目的として、厚労省が独自の物価計算をしたことは、裁判沙汰になって度々断罪され、かなり有名になった。
国と大手家電メーカーがグル。
1度記事で言及したが、冷房機の例。
かつてはヨーロッパと同じように30年壊れないのは当たり前、運がよければ40年が見えるところまでもった。
今の冷房機は5年後危なくてようやく10年もつくらいに設計してあると見える。
おおまかに3倍の値上げということになる。
でも、冷房機だけではない。
同じ給料で同じ価格の家電を購入したら、2倍〜3倍(2回3回)買い替えにかかる製品が急増してきているように見える。
いやそんなに壊れないから大丈夫だよ、というあたりがまさに地雷。
高価格商品はまあ大丈夫なので、庶民的に地雷原生活になるわけだ。
ヨーロッパ型と日本はかつてモノによっては拮抗するかというほど高品質ハイレベルだったし、そのことは誇れる部分があった。
ただ今はもうその面影すらない。
高価格で高品質をうたっているモノが、ヨーロッパの中産階級向けの下っ端でようやく使えるか無駄な機能だらけという有様。
バブル期にさらなる研究開発投資をバンバンやっておけば、今ほど悲惨なことにはならなかった。
バブル期に官僚化した研究者にまでアブク銭で煽てるだけだったのだろう。
理系を35歳まで使い捨てにする激変反動が痛ましい。
そういう意味では日産スカイラインの軌跡をもっと日本人は大切にしなければならない。
トヨタやホンダが大した技術も磨かず、売れれば何でも良いという態度で肥大化したのと対照的に、スカイラインGT-Rはとうとうヨーロッパ車のスーパースポーツセダン・クーペになった。
車体剛性、足回りと重量バランス、低中速域充実という人間のナチュラルな感性を満たすヨーロピアンスタンダードに並んだ奇跡は堅実な積み上げによっただけであった。
示唆的なのは、あの著名なスカイライン開発者がかつて韓国に流れたというニュースだった。
昨日のニュースではSamsungの研究開発所が日本にできるそうだ。
東アジアをヨーロッパレベルにする余地はある。
日本人の生活レベルを上げることが、厚労省の愚かな皮算用で台無しだ。
大手家電も浅はかだ。
日本は今や韓国の世話にならねばならず、北朝鮮に劣るロケット技術の醜態を晒している。
官僚や政治家が責任をとらないだけではなく、国民が馬鹿なのである。
立憲民主党に期待する程度であり、生活保護差別が国是の阿呆である。
その流れであったからこそ、厚労省は生活保護基準を誤魔化せると踏んだし、国民生活は今や悲惨なことになったのだ。
しかもいまだに棚からぼた餅を期待している国民性はアタマが悪い。
150以上のIQなんてほとんどの仕事では必要ない。
結局は人間が人間であればよいだけだ。
より良い生活を全員が作れる社会システムを官僚と政治家でプログラムするだけのことでよい。
官僚はすぐには選べない。
政治家はもうそろそろ選べるだろう。
しかし、きちんとした政治家を選べない馬鹿ばかりでは、この国は結局終わる。
大量死亡の濁流の沼列島でしかない。
不衛生で危険な国なのだ。
辛うじて列島に妖怪と奴隷たちが棲息する。