FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

リニアは2030年前半がやっとに

令和の超特急リニアはどうなるのか?日本国の人口減少の危機的状況はどこから来ているのか?

という記事を書いて、リニアの効果と政治についての問題を展開した。

 

時折、ニュースになっているが、久しぶりに簡単にまとめておこうと思う。

構図は商業と良識の対立である。

JR側は川勝知事をひたすら誹謗している。

川勝知事は県民の生活上支障がでないようにしている。

商業サイドは現段階で出ていない水の支障影響について将来的予測を全否定して強引に論拠を否定する。

しかし知事は学術的なレベルを持っているし、高度な判断力を持って執務しているため、知事を攻撃すればするほど、JR側の問題が浮き立つ。

JRは車両基地用地を半分しか取得できておらず、予定どおりに開通しないことは確定している。

おそらくリニアに問題があるとされる議論を無視しているために、積極的な民間の協力は得られず、用地は取得できていない。

かつ静岡県知事の適正な公務は無視できない多数の県民の生活を守っているために覆らない。

JRはリニアを絶対の正義だと主張しているが、まったく一営利企業が公益の一部である沿線住民に配慮しないと宣言しているだけである。

誤魔化して強行させろよと圧力をかけて、県民は様々に困ることになる。

まるで知事が独裁者のように誹謗している人たちが、商業だけで思考判断していることは明らかだ。

国民主権基本的人権の尊重という人間としての基本を破壊する暴挙である。

リニアが実現開通するための議論は、手間暇と丁寧さが必要な労作業である。

国民の生活を破壊するJR側は破壊をあたりまえだと思っている。

政府が株価優先だからこそ、企業が強引な圧力で合意形成を偽装しようと企み、良識は慎重かつ俯瞰的に総合的な観点から苦言を呈しているのだろう。

改めるべきは、国政にたずさわる者たちの性根と国民生活への配慮である。

政治不信の元凶は官僚の旧国体への信仰である。

憲法すら正しく読めていない。

軍事経済ではなく国民経済を優先させ、その余力でしか防衛力の効果がないことに気が付かないとしたら、相当アタマが悪い。