左手に気を取られて、弓をまともに使えない。
左手指先の正確さもとても大切な技術だけども、そこばかりでは上達していかない。
さっき、録音して聴いてみたら、右手の問題がよくわかった。
絶妙なタイミングで弓の毛を着地(着弦)して弾きはじめたり跳ばしたりするそのタイミングがとれていない。
このズレこそ非音楽的核心で、それだけは譲歩できない。音程のズレはまだ少しだけなら許容できるのに、これは不味いと思う。
日本人は皆さん同じで、力む割に的が外れたリズムでどうしようもない。
練習の正確さがないと、ずっとズレる。
練習の正確さを意識してやってみようと思う。
音楽性は呼吸や魂からで、そこを損傷したり不調にしたりすることは大変なこと。
リラクゼーションとかイメージトレーニングとかのほうが大切な今日この頃かもしれない。
伴奏に合わせてもらうという手しかないのはよくない。
どうにでも弾けなければバイオリン弾きとは言えないからだ。
調子の波がないようにしたい。