734÷420=1.747・・・・
時々、美味しいものを食べようとは思いながら、かわりばえしない日々。
納豆や豆腐やモヤシなどが主菜でもあまり頓着しないこともままあるが、昨日魚売場で天然ブリの半身が安かったので買ってきた。
最近は天然ブリのほうが安いことがあり、時代はますます変だ。
各種、刺身用切り身が100g398円など異常になり、かつての100円台はわずか2年前の大半。
寒ブリでもないから特に高くもないが、今の相場では珍しい。
その重量と価格の割り算式から100g175円くらいなので、迷いなく手に取った。
玄米と大豆ばかり食べていると鶏のささ身や刺身までキツい臭みを感じる。
ベジタリアンというわけでもなく、たんぱく質はいつも食べるが、まともににおうものだと改めて感じた。
香りの演出が難しい。
盛付けに苦心する人もいるが、どちらも楽しめると1番だなといつも思う。
米が炊ける香りの豊かさは、玄米は格別に豊潤濃厚で、噛めば噛むほど香る味わい。
太古から奈良平安江戸、庶民、労働者の主食として永らく日本人の遺伝子に組み込まれた懐かしい香りなのだが、今はかえって玄米が贅沢なのだと錯覚をする人たちが多い。
日本人はほんとうにアホなカスになり、食べている米がカスなのだから、そこから変えないと変わらないのかもしれない。
一億人が自覚のない非人公家たちになってしまった。