FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

円安誘導金融緩和を貫く愚

耳を疑う政府日銀双方の円安誘導。
デフレ解消の一助になんかならない。
経済の専門家の盲点は、物価高がデフレ解消に見えて、給与も需要も低迷するところ。
そんな実体のないデフレ解消策をやる意味は、貧困層を病気にして高齢者障害者を闇に葬ることである。
健常者勤労者だけが辛うじて生き残るように仕向けると美しい日本になり、ナチスと同様の軍国化が実現する。
新しい資本主義は虚構であり、安倍菅政権とかわりばえしない。
日本人の3割程度を切り捨て、死滅させると、日本が豊かになるというホロコーストと福祉叩きが実現する。
ローマ法王はそんなことはどうでもよい。
日本で宣教活動ができて、企業活動や株式投資ができれば、ローマの地位と収益を安泰にする。
日本人たちは、馬や鹿だから別に大量に死滅しても誰も困らない。
政府与党の開き直りである。
国民の生命も財産もどうなろうが知らないと。
高市議員がまだ啖呵を切って政府の本音をご披露くださっている。
国内生産を上げる、国内回帰に必要なことは、円安輸出ありきではなく、労働者の質や意欲と製品の質である。
どんなに日本で生産しても売れない理由は、円高ではなくて、通貨供給でもなくて、日本製品の質が低下していることである。
質を高めて、価値が高いものには、消費者は支出する。
この原則を通貨の供給量理論で全否定する方々は、そのバランスある政策立案能力が怪しい。
馬鹿に高給は無駄だという差別的な常識を改善するうえで、説得力ある人間性向上の具体例を示すことができるかどうか?
裕福な人たちのごくごく一部しか人間を語れるレベルの人がいない。
円高に行き過ぎはない。
円安だけは日本人滅亡の確かな方途だ。
政府が国内の需給バランスと資源食糧問題と真正面から向き合う自立的な国家計画を第一にしておれば、円高で全国民が豊かな中で、その幸福追求の質を競うことができる。
円安で良いことなんて、小さすぎる。カスみたいな企業収益貿易収支への影響どまりだ。
円安は痩せ我慢とマゾヒズムと貧乏性の国民性に方向づけを決定している。
そんな日本はイヤだと若者が岸田総理を支持しないのは、まっとうで健全なのだろう。
アベノミクスと大差ない。