FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

勉強が嫌いでどうしよう高1

そんな記事(<進路相談>勉強が嫌いな高校生。やりたいことがわからないなら大学進学を勧める?ママスタセレクト)はだいたいそんな内容だろうと流し読みしたら、案の定。

成績はよいのにやりたいことがわからないから勉強したくなくて就職に流れることに親として周囲は心配だから大学に行って考えるほうをすすめる。

今日の記事では、勉強が嫌いなのではなくて親とか教室の授業とかが嫌いだから(好きなのだか嫌いなのだか自覚できていない年代だから)勉強が嫌いなのかと想像した。何をやりたいのかわからないのではなく良い経験が少ないか又はないから判断しようがないしそもそも何をやりたいと発信できなかったのかもしれない。

進路の話のようで、ただの周囲環境の貧しい人間関係について高1が感想を言っただけ。

つまり、本人を主体としてみているようで見ていない。

豊かな人間関係で弾む会話ならそんなアホらしいことでわざわざ親は悩まない。

やりたいことがないというのは深刻な意欲の低さと生き甲斐の欠けそのものに変容していく恐れがあり、昔はそんな暗い子供はごく少数派だったが、どうも陰湿な教育環境や貧しい人間性の親ばかりでは、そんなカネか欲かみたいな無意味な選択肢を提示されてさらに沈んでいく。

大学に行くだけの資産はあるのだが、そんな感じでどうやって学部を選ぶのか、とりあえずムリのない科目とレベルで選んで、あとから転学部、転校するとよい。

しかしどうも高1で迫る話題なのかという気がする。高2の半ばくらいで概要受験の仕事量や難易度がわかる頃に考えるほうをわたしならすすめる。

ぼちぼち死ぬまで勉強するものを、30歳くらいまでは読書や文化教養的な楽しみを不自由なくさせておけば、そのうちやりたいことを考えて応援してあげられるようにしておけばそれで充分だ。

その頃までなら、一念発起して2年もすれば難関校が狙えるし留学もできる。

まずは親子で言いたいことを言える間柄とか思いを受け止めてあげる態勢を日頃から調えていくことが1番の保険だ。

受験より就職よりもまずはお幸せに。