日本の政府とかマスコミとかが、先進国や専門の人権団体とか国連から指摘を受けることが多い。
政府やマスコミの発言や発信は、いつも貧しい途上国を引合いに出して、日本はまだよいほうだと言うものだ。
昨日もフィリピン警察の不正腐敗がとんでもないから日本は安心だというボケをかましていた。
フィリピンも日本も韓国も、アジアの不正はむしろ常識的空気なので、ほぼ自国の不正に鈍感になっている。
日本ならそんなことはないと記事にはあるのだが、日本でも大差ない。
極めつけは、フィリピンに人権団体があるから意識が高いのだという暴論。
警察が不正をやるように人権団体は権利侵害の専門でもある。
政府やマスコミの人間は成績のよい学卒なので、能天気なお花畑に生きている。
人間ほど醜悪なものはないと知るならば、人権団体が要注意だとわかる。
その専門というのは、具体的に目一杯権利侵害する専門なのだ。
政治的な落ち度をまずなくすことから、専門家の有用性は発生する。
アジアの人権状況は欧米の貧民街や精神異常レベルだが、政治が改めるべき基本をやらないことが最大の根本的原因だ。
下を見ずに上を見ろと言いたい。