FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

賃上げが実現しない理由

資本主義のシステムで賃金が適正化されるのは、みなさんが嫌いな組合による労働三権が機能する場合だけ。
当たり前だが、一企業の組合だけでは効果は低い。
産業別組合で横の連携があったほうが交渉はスムーズだし、組合組織率で交渉力は変わる。
それらの社会的コンセンサスがあるかどうかで、企業は賃上げするべきかどうか判断している。
みなさんが左翼系を毛嫌いしており、組合組織率は低迷して社会的コンセンサスはほとんどゼロ。
企業は賃上げなどまったく検討すらしなくてもよい状況になった。
最近の政治でもその流れは不動で、賃上げは起こり得ない。
国民が賃上げを求めていないからこそ、与党や維新などが議席を増やして維持している。
日本人は貧乏を愛し、組合を憎んでいる。
日本人が首をくくるのは、日本人の自由意志。
もし賃上げを求めていれば、れいわ新撰組や社民共産が議席を伸ばしたはずだが、記事に書いてきたとおり、日本人はマススーサイドをしている。
痛ましい国民だが民族自決で自腹を斬るだけ。
クレイジーだという自覚すらない。
そこまで貧乏が好きだというのはやはり変態趣味なのではないか?
なんだかんだ言って統一教会とあまり変わらない神道の国なのだ。
株価のためにみんなで貢ぎたいなら貢げばよいのだ。