一般的平均的な自転車好きというのは、どこからなのか線引がわからない。
このブログの当初はほとんど自転車を知らない人として、どんな自転車に乗りたいかというところからはじまった。
落ち着いたところは、耐久性の高いマウンテンバイクの機構(後アルタス前ターニー)のクロスバイク。
将来的な希望としては、買換時に2択で、ロードバイク機構のフラットバーロードバイクかロードバイクにしたいとは思うが、それまでに減量に成功していればロードバイクというところ。
今のクロスでしばらくまだ快調に走れそうなので、スプロケット(後タイヤのギア)を交換して50km位走行してみた。
ギア比の全幅が少し狭くなり、間隔が狭くなって、ラグが減ったので、加速がしやすく感じられる。
特に3速から6速のつなぎが心地よい。
1速2速は前より重くなったが、前は3速4速発進を多用していたので、ギアを停止ごとに落とす手間は増えたが、加速のしやすさのほうがどうやら楽しさに直結する。
イメージ通り狙い通りのスプロケット交換效果を確かめて満面の笑み。
本音は廃番の貴重なスプロケットを使いたくないけれども、ファントゥドライブ、シフトザフューチャーでワクワクドキドキ感を優先する。
サイクリングは楽しく継続したい。
苦痛やストレス爆発というのは衛生的ではない。
それほど高価なものでも高性能なものでもないのだが、人車一体感と心地よい運動疲労を楽しむ。
廃番スプロケットが復活しなければ、将来的にクラリス(8速)が不満になるだろうから、ソラ(9速)やティアグラ(10速)やなんかとなると高価で耐久性が低下して使い勝手が悪い。
シマノの利益率のためにバイク好きな消費者たちは損をする。
8速のギアのバリエーションを取り揃えずに、どう自転車ファンの裾野を拡げるつもりなのか?
貧乏人は自転車すら楽しめないように誘導されている。
8速だけでも品番で5種類以上は姿を消した。
8速は最低2種類は復活させるべきだ。
おカネの問題だけでなく、今の品番は、か弱いひ弱な女性子供にはよいけれども、一般的健脚ライダーの嗜好は満たせない。
8速ギア比はそのままに、7速以下を密に連ねる本格派向きの復活が待たれる。
いや、実際そんなスプロケットはヤワなギア比のデュラエース(最高級12速)やアルテグラ(次点11速)に匹敵する加速を実現する恐るべき逸品となる。
そんな奇跡的な8速スプロケット装着で、今は素晴らしいギア比で楽しめているので、とても満足している。
速度そのものの速さより加速感やいかに程よくブレーキかけるかという操作の楽しさ。
コースを計算して水分補給やペース配分する面白さもある。
心のギア比も自己統制する面白さ。
打てば響く、踏めば伸びる心とペダルの妙もまた至高の楽しみだ。
東京オペラシティで昨年撮影。
ブリヂストンシルヴァF24改。