FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

「カスタム自転車(パーツの違い)」贅沢へのこだわりより実用性に対するこだわりの大切さと自転車選びの視点

カスタムしてみようかな

ハンドル

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一般的ママチャリハンドルは膝に接触しやすい

 湾曲したママチャリハンドル、シティサイクルクロスバイクのフラットなハンドル、ブルホーン、ドロップなどはそれぞれ長所や短所があります。湾曲しているけれど手首に優しいママチャリハンドル。私はハンドルが足に接触するのでフラットなハンドルの方が使いやすいですが。シティサイクルクロスバイクのフラットなハンドルは、乗車して少し時間が経つと手首のつくりに反して握っている形なので、すぐ手首や手のしびれが発生します。短時間なら別段問題にはなりません。ぜんぜん使いやすいのです。しかしブルホーンハンドルやドロップハンドルに変更したくなる人が多数います。これは不思議な現象ですが、恰好がいいから変更する人も多いでしょう。それと実用レベルでブルホーンなんかはブレーキの位置を使いやすいように設定する人が多い。ドロップハンドルは少しハードルが高くて、ブレーキを握るために苦労しがちです。最近の小さい手用のSTIなら改善されているようですが、グレードが105以上で大まかには高額なレバーが必要になります。使いやすさで決めるのが一番ですから、乗車時間によって変更するか、ハンドルが足に接触しないように変更するか、が主な変更理由です。ドロップではブレーキがかけにくいからというのも重要な理由になります。(ドロップハンドルのフラット部分にブレーキを付けることもできます)市街地などでは長い時間大丈夫で足に当たらないような完全なフラットでも完全な湾曲でもない中間型がもっとも無難なハンドルです。

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中間型でトンビハンドルと言います

 ちなみにバーセンターバーというものを試してみたところ、ほとんど意味がありませんでした。少し手を置くことができる程度で、フラットバーはフラットバーでしかありません。もはやブルホーン化した方が早い。。。

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よく見ると角のようなものが取り付けられています

バーセンターバーです

グリップ

 握ってみて違和感がある場合は、だいたい変更した方がいいです。電動自転車の上級モデルのグリップでとてもフィット感のよいものがありました。逆に言えばとても違和感のあるグリップも存在しています。クロスバイクに標準でついていたグリップも滑るわけではありませんが、フィット感のない疲れやすいものでした。形状を完全に手の形に合わせたグリップに交換することで抜群の馴染み感が出てとても満足しています。これはわずか千円ちょっとなのでお手軽。普段あまり気にしていない人も多いところで、私も子供のころ自転車に乗り出してから約十年もの間あまりこだわっていませんでしたが、それは廉価な自転車ばかりだったからでした。成人してから少し良いものに触れてみると、その味を占めてどうしてもこだわるようになりました。廉価モデルの標準装備品というのはとりあえずなんとか使用に耐えるレベルのものが多いですね。作る側も使い捨てを想定していますから。

 グリップというのはしっかり固定されているようで、実はそれほど固定されていないので、自分で交換するのもいいです。力のある成人なら引っ張れば抜けます。細いものを突っ込んでグリップの隙間をあけて、中にパーツクリーナーを少量吹き込むとスルスルっと抜けます。

ブレーキ・ブレーキレバー

 グレードや種類によってブレーキのききが変わってくるので、実用性にあわせたグレードアップがしたい人はどうぞ。巡航していてスピードを抑えたいのがメインのブレーキとガンと止まりますというブレーキの性質の違いがあることをお忘れなく。グレードアップの無意味な場合も多々あります。自転車の使用状況と利用目的に合わせて変更するのが一番です。

 ちなみにカンチブレーキは調整が難しいそうです。しかし泥まみれになって走行するのが好きな人っているんですねえ。都市人には理解できない感覚です。

 ブイブレーキというカンチの進化形こそが雨天時乗らなければ万能な気もしますが。

 ロードについているダブルピポッドというものの実用性がスピードコントロール重視だというのはほぼほぼ信号無いってことですからね。要注意です。

 電動ママチャリのフロントがピポッドでリヤがドラムというのは全天候型でまあまあですが、ききはやや甘く、体重や荷物が重いときは少し怖い思いをします。

 まとめるとブレーキは効きが命なので、全天候型でメンテ費用無視ならディスクかドラムブレーキで、晴天時しか乗らないならブイブレーキがコスパ最強です。ほんとうは使えそうにない恐ろしいブレーキもあるわけです。

タイヤ・チューブ

 世の中の大半は32ミリ幅以上のタイヤで動いています。乗車安定感があって少し空気圧が下がってもすぐにはパンクせずに接地面積が広い分摩耗が遅い、という抜群の使い勝手には勝てないということです。更にパンクしづらい商品がたくさん各メーカーから出されていますが、自転車利用上の最大の不安がパンクなので当然です。いくら路面がきれいになってもパンクは起きますので、安心感があったほうがいいわけです。シートを一枚いれて摩耗しづらいゴムを使っているので、実際パンクしづらいですが、実は電動アシスト車や体重の重たい人であれば摩耗しやすくパンクしやすいだけだったりします。電動自転車は定価も高いですが、タイヤも高いものが必須になりますので、それほどコスパがいいものではありません。大手の自転車屋さんスタッフによるとモーターもよくもって7年くらいが寿命のものが多いそうです。チューブも分厚いものを使いますが、これも重量・価格上大した違いではありませんが不利になります。ダイエットしたり人力自転車を使うほうがコスパは圧倒的に高くなります。電動自転車が10キロほどダイエットしてくれることは現在の製造技術ではまずありえません。

 スポーツ自転車となるとまた話が少し変わりまして、現在は25ミリか28ミリのものが主流になりました。以前は23ミリが主流でしたから随分と変わりました。軽量化も数十グラムなら同じだという考えもあって25ミリで十分です。28ミリというのはクロスバイク用と同じで安定感を優先するロードバイクになり時速25キロ以下でノロノロゆったり走行したり市街地の段差をこえたりするのに向いています。アマゾンのレビューをたくさん読んでいると実に半端な商品が多く、結局タイヤはハイエンド商品以外は選んではいけないのだなということがよくわかります。半端なタイヤとは、使えないタイヤで、よほど運がよくなければ実用上問題を発生させています。宝くじに三回以上当たった方なら大丈夫かもしれません。チューブも同様です。スポーツ車の場合タイヤ・チューブ代はケチるものではないようです。出先が遠方では修理が嫌らしく感じるのが普通ですから。

 また、あまり細くなるとかえって運動エネルギーが逃げてしまい、カーブで接地面積が極端に小さくなると危険です。走行するコースによりますが、25ミリというのがおそらく最も早く走るためのバランスがとれていますし、28ミリだと速度はそれほど求めずにバランスの上に安定したバランスということができます。

用途にあわせて手軽に選ぶことができる

ホイール

 剛性の違いと耐久性の違い。漕いだ分の力がそのままダイレクトにスピードに乗るのが剛性の高いホイール。これは他の部品との関連性が無視できないので、ホイールだけ高価なものに交換しても駄目。ギアクランクやフレームの剛性とちょうどバランスがとれたものにするなら意味があるし改良になります。なおかつ耐久性が高いものが好ましい。他のパーツとの剛性バランスはあるものの、一応は剛性が高いほうが漕ぎやすいしスピードを出しやすいでしょう。むしろホイールのブレを取ってもらうのに限られた遠方の業者さんに依頼することのほうが難しいかもしれません。高価ならよいというものではないパーツです。ゴキソというメーカーの超有名高性能商品には100万円するものもあります。複数の専門家によると、市販高額ホイールはほとんど不良品状態だということです。標準装備のものが一番バランスがよく整備点検を怠らないことのほうが重要な場合も多々あります。

 私のクロスバイクのホイールは標準装備で廉価ですが、バランスが完璧で、回すとしばらくの間よく回転しています。重すぎてバランスのズレが生じにくいのです。グラム単位のズレが問題になる高級品ではこんなことはありえません。

力学で考えるとパーツ間にバランスがあるんだなとわかる

 ママチャリには標準装備のものに耐久性ほどほどのものが装備してあります。廉価なママチャリには相応のものしか装備されませんが、これも他のパーツと同じですね。

フロントフォーク

 フレームは購入時に決まっていますがフォークは交換することができます。材質や乗り味を求めて交換しますが、一般的には事故でも起こして変形した場合くらいしか変更の機会はないかもしれません。スポーツ車では軽くしたいとかマイルドな振動吸収性が欲しいとかいった嗜好性から交換することもあるようです。使い捨てママチャリが一台か二台買えるくらいの金額がします。カラーまでも合わせようとすると予算はそれなりにかかります。

スプロケット

よく見る特徴的な部品スプロケット

 これも購入時のものでだいたい済ませることが多いですが、スポーツ車では交換が多いものです。ギアの歯数が違うので、ギアの幅を広げたり縮めたりすることができます。重たいギアと軽いギアの幅です。もっと重いほうを重くしてスピードを出したい。もっと軽いほうを軽くして坂道を上りやすくしたい。ギアとギアの差を小さくしてきめ細かくギアを使いたいなどの要望に応えてくれるのがスプロケット交換です。スポーツ車ならフロントギアで調整することもできます。好きな人は自分で交換する器具を購入してヒルクライム時と平地巡航優先時でいくつかのスプロケットを使いまわしています。105くらいまでなら、定価が2千円台から4千円台くらいですが、一度購入して丁寧に使用すれば特にデリケートな商品でなければ1万キロ以上は楽に使えます。

コンポ段数

 段数が増えると楽な巡行のためのきめ細かな変速ができます。しかし残念ながらその分デリケートで耐久性は下がり、調整がしばしば必要になります。そこで重要なのは自分でコンポの調整ができるかどうかです。いちいち自転車屋さんに持っていってみてもらうというのは案外手間暇も費用もかかってなかなか実際に行かないものだからです。自分でドライバーなどを使って調整ができない場合は上級11速コンポの使用はあきらめましょう。10速もあまり変わらずやめておいたほうが無難です。実に8速ですら変速調整は時折必要なものですから。むしろスプロケットやフロントギアのクロスレシオ化によって、きめ細かい変速が可能になりコスパが高いです。8速は摩耗しにくく壊れにくいことでファンが根強いです。リヤ11速の自転車で実際に使用するギアが3つか4つなんていう人が多いのは、いったいなんなんだろうかと、11速は周囲の誰も気にしていないロゴや見栄のためなのかと思いたくもなります。

クロスバイクのリア8速の場合、ほとんどこれがついています

 電動自転車の内装3段というのは、ホント中途半端です。実際に3速のままでずっと運転している人が多く、2段をきちんと使わないというメカ的に無理な運転が横行しています。5速くらいあればまだギアチェンジをするので使い勝手があります。シティサイクルは5速以上7速までというところでしょう。3速の人力ママチャリも使えないことはないのですが、最高速が遅いので車道でストレスが溜まります。町中だけでゆっくり歩道を走る分には3速で十分です。ちょっとお急ぎなら5速以上で慣れてみてはいかがでしょうか。溶接の粗っぽさや部品の壊れやすさに使用上の問題発生の多さなど電動自転車という高額大ヒット商品が、自転車の長い歴史から見るといびつにゆがんだおかしな商品である、という冷静な目を忘れてはいけません。

スタンド

 自転車の重量と荷物の重量によって選ぶしかありません。軽い自転車に身軽に乗るぶんには、特別頑丈なものを付ける必要はありません。いつ重たいものを載せても大丈夫なようにしておきたいからといって、10年以上も常に重量級のパーツをガチャガチャいわせながらぶら下げているという方ももちろんおられます。

泥除け

 雨天時に走行しない人は必要ないでしょう。泥がかかる以前に雨がかかって困る服装では乗車しませんから、泥除けが必要なのは上質な服装で雨天時に走行する人、ホワイトカラーの通勤用くらいという限定された用途になります。その場合はチェーンの油がスーツなどに付着しないようにするような部品まで必要になりますので、どちらかと言えば通勤に自転車利用が向いていない場合もあります。汗もかきますしね。私は急な少しの雨のためだけに泥除けをつけようなどとは考えもしません。重たくなります。

 自転車というのは基本的に、雨には負けます、風にも負けます。スポーツ車なんて雨禁忌ですもの。雨降ると転倒覚悟のスピードスケーターみたいな勇気が要りますよね。

 

荷台バスケット

 最初はバスケットがないと困るのではないかと考えていました。買い物がとても遠い場所ならバスケットがあれば便利です。遠いから買いだめしたいという心理と長時間リュックを背負いたくない心理からです。

 しかし、近所の買い物にはマイバックのリュックがあれば袋2枚分くらいは収納できます。そして軽いものだけ袋に入れて手に持って運転すれば合計袋3枚分くらい買い物ができます。

 後ろの荷台は年に1回も使いませんし、フロントバスケットもなければないで問題ありません。何があってもリュックサックは使わないぞという信念をお持ちの方はフロントバスケットが必須になるのでしょう。何気なく標準装備されていますが、外して軽くしてしまったほうが使いやすいものでもあります。メーカーは電動なら少々重くなっても構わないという考え方をしているので、リヤとフロントあわせて1キロ以上しそうな重量のある金属部品を最初から装備して知らん顔しています。本当はもっと軽量化部品を多用して電動自転車は軽くできますね。たった7年しかもたないのに、あんなに高価なのに、重たい金属多すぎます。干乾びるような強化プラスチック自転車を作ればちょうどすぐ壊れるので問題ないんではないでしょうか?耐性の高い塗料で勝負すればいいかも知れません。25キロ以上では成人男性でもちょっとかついで陸橋の階段のぼりづらいでしょうから。そもそも重量はバッテリーとタイヤ・チューブ等の消耗部品の消耗を早めます。つまり設計上消費者が浪費するように仕組んであるのです。

カスタムとはじぶん好みの自転車を知ることか

 40代から60代にかけて乗りたい自転車は、ハンドルは少し湾曲したもので、手にフィットするグリップを装備し、ガツンとよくきくブレーキ(ブイブレーキか、ティアグラか105かアルテグラ)をつけて、25ミリ幅のパンクガードつきタイヤチューブセットをつけて、ある程度剛性の高い全体バランスのロード用のクロモリフレーム、クロモリフォーク、ホイール、4アームのギアクランクで、クロスレシオのギア比構成(フロント50T34Tリヤ8S13-23T)で、荷台泥除けなしで軽量なサイドスタンドとスポーツサドルをつけた自転車。できれば車重10キログラムまで。

 そんな希望通りのものは売っていない。

 希望に近い自転車は、ラレーラドフォードクラシックとかジオスビンテージなど。お気に入りフレームデザイン、クロモリセットの自転車をカスタム。(ちょうどいいベース車の選び方だけでも悩ましいが)ハンドルバーを好みの形状のものに交換。使ってみて不足があればブレーキを交換。タイヤをそのうちコンチネンタル5000に交換。フロントが50Tなら廃盤商品でようやく入手したスプロケットをクロスレシオの13-23Tに早速交換。48Tなら12-25T。

 このカスタムで一番むずかしいのは実はハンドルの形状の選び方。ブレーキセットとの絡みもあるので、変速レバーも変更しなければならない。標準がブルホーンの商品はあまりにないし、バーエンドバーがほぼ役に立たないことがわかったので、ブルホーンあるいはトンビで探すには、まず自転車パーツの豊富なお店を探して店員さんに質問できるといいのですが、このコロナの影響でそれも難しいようです。しかし・・・ロードバイクにトンビハンドル取り付けるのには、見た目上の恰好悪さで結構、かなりの勇気がいります。写真で見た限りはなんじゃこりゃというひときわ目立つ格好の悪さです。

 昔から自家用自動車に無限にお金をつぎ込む人がいますが、自転車もいくらでもつぎ込もうとすればつぎ込めます。ちょっとソロバンをはじけば自転車でも200万円くらいなら十分に可能性ありますが、庶民にはそんなアホらしいことはできません。どこまでも実用性ありきで、どこまでも予算ありきです。使いづらいより使いやすいほうがいい。安いほうがいい。粋な東京人や京雅からはあまり馴染まない庶民感覚ですが、高額な投資は富裕層に一任しておきます。

 パーツや自転車の種別について考えてきましたが、実に生活の姿勢に直結しています。電動自転車でゆっくりフカフカのサドルに安住しているとあなたも肥満体まっしぐら。クロスバイクでコンビニへ出かけて運動したつもりになっていると中途半端なだるい中年ができあがります。どういった姿勢で生活するか、これはQOLにダイレクトにつながっているので、わざわざここまで記事にして頭を整理してみる価値があります。

 絶対に譲らないところは廉価イコールレベルが低いわけではないという点でしょう。高額商品で無駄をする贅沢は、果たして本物の贅沢とは呼び難いなあと思います。当たり前のことが忘れられていますが、貧者にもプライドと合理的価値判断基準は必要なものなのです。そこを忘れないことが地域の安定的な平和に貢献するものだと思います。昔から高級品の快楽やおいしい食べ物につられて高額な支出や無計画な支出をするような金回り重視の軽薄な人間は何をしでかすかわからないものです。