ユダヤ人ではないし、ユダヤ教徒にはなれないし、ユダヤ律法の詳細もみなさん知らないから、とやかく言わない話題になりがちだ。
しかし、世界の秩序、国際関係、我が国の政治を決定している要素の重要なキーになっていることは間違いない。
マスコミと政治家と国際的企業活動が連動して、今の日本があるし、日本人の思考や意思決定にもかなり科学ベースで侵入してきている。
ユダヤ主義と反ユダヤ主義の二択は、そのままキリストのイエスノーの二択に置換されて、現代社会を埋め尽くしている。
翻って東洋には華僑というユダヤと拮抗する商業文化があり、この中国アジア系の文化には、中庸とか仏教的なものが下地として保持されている。
良くも悪くも中国共産党が近代化と公共政策でかなりの成果をあげているのは、その狭間隙間に強い肌感覚が、超富裕層に色濃いからである。
キリストもユダヤも超富裕層は中庸やほどよさをそれなりに理解しているから、社会正義という概念は浸透しており、生活保護バッシングなどは時代遅れの愚行とされる。
キリスト流入以前のアジア日本は、そもそも暴君は別にすれば、ほどよさを理解していた記録も多々あり、教育文化レベルは高いのである。
中国や華僑の流れを汲む日本の富裕層や文化人も多いが、ゆうに日本に渡来して1500年以上経過しているから今や日本の名門である。
残念なことに、その高いレベルを落とした原因は、技術である。
国際社会化、近代化と技術の採用は、人々の生活費を高騰させて、多くの市民が衣食住に困るようになった。
かつて暴君や自然災害、地震雷火事おやじしか恐ろしいものはなかったものが、おカネのためなら人殺しすら厭わない感覚がスタンダードに置換された。
技術とユダヤ財閥なしに市民生活を送ることは不可能であり、同時に日本の衣食住は日本産でなければ円滑な経済家計にはならないというのが、筆者のありきたりな意見だ。
為替に左右され、外国人労働者に依存し、食糧も肥料も種苗まで輸入し、アメリカの核に頼りきっている日本が豊かになることはなく、民族滅亡への最短コースをひた走る。
富裕層だけがなんとか子育てできて、それで満足している私利私欲の政治宗教観を、まずエリートたち、指導的立場の人材が修正しなければならない。
日蓮は真言亡国と言った。
神道の直属の侍者は真言宗であり、神道のおべっかを使う親友はユダヤであり、その侍者フランシスコ法王と会う首相を見ていれば、あらゆる価値観が軍事とおカネで歪んでいることがわかる。
カオスの世界で日本人が生き残るためには、日蓮正宗、法華経の実践的正統によらなければ、日本が豊かになることは断じてない。
外道各派の関係性上下関係は戦争と虐殺の理論であり、仏教各派の優劣は地域の繁栄と人類的幸福を左右し決定づけることを、まず学ばなければならない。
あまりにユダヤ主義に媚びへつらい傾倒しすぎている。
日本国政府はユダヤ教やカトリックに改宗したかのようだ。