FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

大石寺参りの短めの感想

f:id:FujiYama:20220117185117j:plain
一年ぶりに大石寺に参った。
日蓮大聖人の生誕800年が去年で、その記念事業に写真の赤い門が新しくなった。静岡県の指定がある。
今都心から富士宮市の寺まで、新幹線を使えばものの3時間余りで、少しゆとりがあれば毎月でも行けそうな距離である。
ブラジルからとかフランスから参る信徒さんがいることや、昔の人たちを考えると、とんでもなくとてつもない。
個人的な幸福の面はそれぞれの幸福で片付けても構わないが、魂の要点と深部を司っている宗教の恐ろしさに気が付くのは早いほうがよい。
クラシック音楽好きとしては、音楽で得られる感覚と比較しながら体験することになる。
聴き手ではない弾き手としてのフルオーケストラの楽しみを彷彿とさせる奉安殿での読経唱題は、いつも何度でも感動する。
オーケストラを聴く楽しみは小さい。
オーケストラでバイオリンを弾き、または名器でソロを弾く楽しみはまずまず大きい。
しかしその聴く楽しみを砂金に例えると、弾く楽しみは小判程度で、大御本尊に猊下と行う勤行は、地球上にはないような巨大な金塊のようだ。(一般にはスミソニアン博物館などの目視できる金塊から想像するしかない)
ストラディバリウスとガルネリ1000本の合奏はあり得ないが、ふくよかさはそんな感じ。
日蓮が直接指定した本物の本尊に大石寺僧侶集団が一糸乱れず暖かく力強く、威厳に満ちて堂々と読経唱題し、そこに唱和して境智冥合、自分の魂の内に響きを感じることができるとき、日蓮の魂そのものに出会うことができる。
永遠の無限大宇宙大の魂を知ろう。
f:id:FujiYama:20220117191650j:plain
大聖人さまにお会いしたと言っても、なかなか信じられないかもしれない。