バイデンはコロナ対策を挙国一致のために使うと明言するようなキャンペーン大統領だ。コロナで死人がどれくらい出るとか対策で景気が後退するとかいうことはあまり関係ないわけだ。アメリカ統一のほうが重要だという大統領らしいところがある。そして自由主義の諸国を統一する意味合いもそこには含まれるだろう。ようやく合衆国大統領の役目を果たしてくれそうな印象になる。黒人はダメとか移民はダメとか言っていると国としてまとまらない。
中国に甘いというのは、私は眉唾だと思う。政策を決めるのは大統領一人ではないし、誰もがアメリカの国益と自由主義を守って当たり前だと考えているからだ。そんなに甘くできるわけがない。
トランプ大統領はTPPに加盟しなかったから、そこで中華に譲らないでバイデン政権にはどんと加盟してほしいところだ。ASEANやRCEPとの絡みで考えてもアメリカが譲る必要性はないはずだ。
さらにパリ協定に再加入すると世界は落ち着く。みなが好き勝手するような国際関係では環境問題以外の難問題でも事態を協議すらできないことになりかねない。バラバラでは中華が暗躍する。
とにかく今これからの世界の喫緊の課題は中国共産党の増長である。皆で協議して自由と民主主義を守らなければならない。危機的な世界の状況をみなで共有して事にあたる必要がある。
バイデン大統領はその旗として使うのが最善であり、彼はその任におそらく適当ではなかろうか?
バイデン候補がテレビで北の首領を指して、あのならず者と明言したのを聞いたとき、バイデンなら世界の平和と人類の未来のために一戦交えてくれるのではないかと強く期待してみようと心に決めた。
みんなで団結してならず者と中華の横暴に断固対処することこそ今の合衆国大統領に求められているミッションだと思う。