RCEP域内包括的経済連携に大国インドは加わらなかったが、ある意味自然なことだと思う。中印国境紛争で流血の惨事が起こっていて、隙あらばと狙う中国と連携はできないに決まっている。連携したのはほとんど中国の属国みたいな中小国だった。かろうじて日本とオーストラリアニュージーランド等で域内の経済自由化を推進できるかどうかである。
TPPにはアメリカが加盟しなかった。
肝心なところで大国というのはワガママが言えるだけの国力があるのだ。
しかし日本は中国の取り巻きたちの一つに終わらないように日豪を中心に経済の自由化を強力に推し進めて欲しい。
テレビ画面に中国政府の役人(共産党)が出てきただけで虫酸が走るのだが、あの偉そうな態度は同じアジア人として恥ずかしい。謙虚な大国とまではいかずとも節度のある発言くらいはできなければ、結局損をするのは中国だ。一国主義そのもののような発言と態度を見るたびにむかっ腹が立つ。人民が大事なのか?それとも覇権が大事なのかと!
世界の一員としての謙虚な姿勢があれば、あんな態度はとれない。繁栄の意味がないほど暴走している。軍拡しながら日中友好なんて絶対にあり得ないし、私は個人的にまったく中共を信じられない。
東アジアからの歴史的文化的恩恵に感謝すればこそ、現在の中国に対しては厳しく対処していかねばならないと思う。