FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

日本人の痛すぎる感覚

日本人がやけに自殺してしまう。
なにがあったのか、引き金になったのは貧困、家族問題、職場の問題からだという。それらを引き金にうつ状態精神疾患になって命を絶つのだそうだ。
これは引き金はすべてお金の問題ではないかと思う。家族問題は半々だろうけど。
日本人は貧困に弱いということだ。
しかし貧困に弱いのはどの国でも同じではなかろうか?先進国で貧困が多いのは日本がダントツである。途上国なら貧困といってもわざわざ自殺までには至りにくい。
先進国の貧困は自殺に直結しやすい。
こんな当たり前の統計、数字があって、なぜ実質賃金が下がって生活用品物価だけ上がり、失業者が増えて、契約社員が増え続けているのか、つまり貧困が増え続けている事実があるのは、どうにもならないことか?
繰り返すが、先進国の貧困は自殺に直結しやすい。
私はずっとアベノミクスに懐疑的だった。株価を釣り上げるだけの経済政策では貧困層を増やすだけだと危惧していた。そしてやはり自殺者は増えてしまった。女性や子供の自殺が特に増えてしまった。
また平均株価が最高値を更新している。
きちんとした貧困層への支援が必要であることは明らかなのだが、株価だけ高ければすべては美味くいっているし、いい塩梅だとほくそえんでいる人たちも多い。
自殺は本人の意思ではありえない。病気のせいでもない。貧困層を増やすことによる家族関係を含めた政治的な虐殺、ジェノサイドである。
そこになにも感じない肌感覚は、日本人の半数近い人たちの精神異常ではなかろうか?と思ってしまう。感情鈍磨として考えざるを得ない。自殺はゼロにはならないから問題ないと言い放つ官僚もたくさんいるだろう。
自殺は苦しみの果ての最終選択だから、国がきちんと各種医療支援と経済支援を絶対にしなければならないことは間違いない。うつ状態と貧困との因果関係がハッキリとしているのだから、国は自殺を減らす方向で給付金を確実に実行するべきだ。
貧困に堪えながら生きていたりこれから貧困になることが間違いないという今の時代、日本人の大多数はかなりの痛みを感じていると思う。