FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

ベルギーと昔の日本 あるある

東京は外車の比率が高いが、ベルギーほどではない。

ワンブロックを半周したら、ベンツ(ドイツ)・BMW(ドイツ)・フォルクスワーゲン(ドイツ)・ルノー(フランス)・スズキ(日本)・スコダ(チェコ)・フィアット(イタリア)・ヴォルヴォ(スウェーデン)・ホンダ(日本)・オペル(ドイツオランダ)・シトロエン(フランス)・日産(日本)・マツダ(日本)・プジョー(フランス)・アウディ(ドイツ)・フォード(アメリカ)・ヒュンダイ(韓国)・テスラ(アメリカ)と18社日米韓仏独伊蘭スウェーデンチェコ9カ国。

ワンブロック半周でさながら小国際展示会だ。

あとは、ロールス・ロイスジャガークライスラーダイハツ、レクサストヨタ、ポルシェ、ランボルギーニフェラーリなどが有名どころだが、それらは街中のどこででも時折見かけるような印象で、ハッキリ認識していないのはロールス・ロイスジャガーランボルギーニあたりかとおぼゆる。

つまりベルギーの外車率は100%ではなかろうか?

少し調べると新しいスポーツカーメーカージレット(GILLET)はエンジンを造っておらず、老舗バス製造メーカーヨンケーレ(Jonckheere)と同じくバスのバンホール(Van Hool)があるそうで、つまり普通自動車メーカーはないので、そこに限定すると外車率100%で間違いなさそうだ。

はじめて見た時は変な感じだったが、実は自然なベンツのゴミ収集車が一般的な国で、とにかくなんでも頑丈で手作り感が国中に満ちている。

田舎の戸建てでも、首都の戸建てでも、職人さんが手作りした煉瓦と漆喰(今はセメント?)なので、ちょうど手作りケーキが少し不揃いにデコレーションされているあの感じである。

だから写真のような景色ではなくて絵のような街並みなのだ。

日本なら駅のホームの安全用のラインは直線に引いてあるが、ベルギーでは手作りのラインはちょうどいい具合にゆがんでいる。

万が一昨日のアルコールが残ったまま、線を引いたのかもしれない。

日本でも明治大正期だったか大石寺方面行きの馬車軌道の運転手など運行中に一杯引っ掛けていたそうだが、それが原因で起きた事故なんて聞いたことがない。

駅のホームのゆがんだラインがなんとも安心感のあるちょうどよいレールとの距離なのであった。

昔の特急ニチリンJR九州の華だったが、あの重厚感のある列車がずいぶん日本中から消えた。

0系新幹線も引退し、すべて軽量化。19歳の時0系こだまに乗って重厚感に感激した記憶がある。ソニックはペラペラのスカスカで軽快といえば聞こえは良いが、なんとも心許ない。

A列車で行こうというゲームを最近売却した直後にアントウェルペン駅の駅舎を見たら、なんとも懐かしい感じもしたけれど、本家はこちらで、とても人間臭い人々で賑わい古い石造りの遺る歴史ある駅の味わいが近代的なエスカレータや電光掲示板などの装備とコントラストをなしていてとても魅力的だった。

停車している列車の重厚感が写真から伝わるだろうか?

道端のゴミは正式な回収待ちで、落書きは問題にならない。列車の遅れはいつものことで、それを計算してダイヤがあらかじめ組まれているようなので、目的地に着く時間は同じか、あまり変わらない。ストライキは路線丸々使えないか大幅遅れなので少しばかり大変だが、他人事ではないという意味では問題ない。

ストライキがなくてよいのは経営者と株主だけだから、昔は日本中でストライキ報道があって、あたかもヨーロピアンだったのかと錯覚する。

それはただ他人をみんなが尊重できていただけのことなのだが、神道創価学会ユダヤに媚びを売って日本人を売り渡した結果が今の有様である。

ヨーロピアンは変わらずに今も他人を尊重している。日本ではそういう文化は天然記念物か世界遺産みたいに特殊化してしまったので、往時の素晴らしい日本文化はもはや書物記録の中にしかない。キリシタン弾圧とキリスト教誹謗の因果応報によって、日本文化はさらに決定的に滅亡しつつあるのである。