今まで食べたことのないものを食べるのは、とても新鮮で面白い。
ポワロー(仏語)は有名なベルギー人の名探偵Poirotではなくて、日本の大ネギに見た目も似ていて、スープにしても甘いところまで似ていて、まったく違和感なく美味しい。
キク科のチコリの和名はキクニガナ(菊苦菜)で、chicory は英語で、仏語だと「アンディーヴ」 endive だそうだ。よく食べられているエリアはヨーロッパでオランダ語でcichorei「シホレアイ」、原産地のイタリアではcicoria。フランス語だけが全然違う。
セロリに似ているが香りが良くて苦味は強く、生のままブルーチーズソースで食べるか、肉詰めやスープにすると美味しいらしい。
セルリアックのスープはセロリに近い野菜なのに甘い。
最近、ブルーチーズソースとスープでそれぞれ頂いた。個人的にはスープが独特の強い苦味で少し慣れないが、手間を掛けるブルーチーズソースはとても美味しく頂けると感じた。ちなみにブルーチーズソースは白い。。。
機会があればチコリの肉詰めをいつか試してみたい。
香りの微妙な変化を楽しみ、甘みや苦みも楽しむのは古今東西同じだから、興味津々で楽しませていただいている。