なんと平凡な判決かと意外性ゼロなような気がする。
この判決の意義は妥当な線引きを明示したことで、吹っ掛ければぼったくれると踏んでいた著作権団体と、誤魔化せば払わなくてもすむと企む音楽家の双方ともに、邪道な人たちがやられただけのこと。
もともと適正にやっていた営業演奏家や講師は痛くも痒くもない。
生徒なんてコピーできないと学習の機会がなくなり、論外法外な主張がしりぞけられても当然だと思う。
余裕があれば楽譜は全部新品を購入するのだから、苦肉の策まで攻撃されると教室離れを起こし、もはや問題家庭児童の学習妨害かと言いたくなる話。
1番がめつい部類の団体の邪な策略は見事成敗されたのである。
この国この業界に欠けている教育的視点、養育的視点、社会性を考慮したら、教室から徴収などという発想はあり得ない。
恥ずかしい。