オランダ語の定冠詞はdeと hetの二種類あって、後者のほうが数が少ない。
初級でも指示代名詞や複数形一人称でその使い分けが必要なので、覚えなければ仕方がない。頻出het名詞109を記憶中。すでに90以上を記憶した。
覚え方のひとつは、複数形すべて、職業名、川、山、植物や花果物野菜のほとんどの名詞はde。
語尾がtjeやsjeで終わる小さなものの意味がつく名詞はhet。かわいい響きの単語。
単語の最初がbeー,geー,verー ,ontーで始まる単語はhet。たとえばhet ontbijt(朝食)。数が多すぎてむしろシンプルな記憶でよい。
難しいのは、定冠詞によって意味が変わる名詞。
de blik一目一瞥一見
het blikブリキ、ブリキ缶
そればっかりは記憶しておくしかない。
複合名詞は東洋の漢字を二つ以上重ねた熟語のようなもので、単語の最後にくる名詞の定冠詞になる。
de taak ,de huistaak タスク 宿題
het werk, het huiswerk 仕事作業 宿題
het potlood ,het kleurpotlood 鉛筆 色鉛筆
初級の1でこれくらい必要で、単語帳を見ると、さらに100くらい記憶するとA2レベル(初級の後期つまり文化活動や職業訓練の授業に参加できる程度)のhet名詞になる。
もちろんde名詞のほうが圧倒的に多いから、名詞だけで考えると全部で800~1000くらいは必要になり、de名詞もすでに200は覚えているからあと500~700くらい覚えるとなんとか初級を満たすという見通し。英語に近い単語が多くて目を丸めるほどだから、少し気やすい。
もちろん、動詞や文法構文も習得する必要があって、ほどほどの負荷を楽しむべきだ。